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『マシン オブ ザ イヤー2020』結果発表:外国車部門【S1000RRが3度目の快挙】

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『マシン オブ ザ イヤー2020』結果発表:外国車部門【S1000RRが3度目の快挙】

8年ぶりにBMWが首位奪還!

2輪4輪のプライズで日本最長&最古の歴史を誇る『マシン オブ ザ イヤー』。当年モデルの中から読者投票で人気ランキングを決めるガチ企画、ヤングマシン読者2239名が選んだ’20人気モデルやいかに? 外国車部門は、常勝ドゥカティのライバルを押さえてBMW S1000RRが通算3度目の栄冠に輝いた。

〈総評〉S1000RRは22年の歴史で3度目の快挙。例外なくスモールの波も

’98年から追加された外国車部門は、わずか2回を除いてドゥカティの最高峰スポーツが勝ち星を収めてきた。唯一、これを打ち破ったのがBMWのS1000RRで、’11年&’12年に2連勝した実績を持つ。そして今回、8年ぶりにトップに駆け上がり、通算3度目の栄冠に輝いた。S1000RRは初の全面刷新を受けた’19年に3位。その真価が広まったのか、リニューアル2年目で念願の勝利となった。

例年の王者・ドゥカティ頂点マシンは2位&3位。スーパーレッジェーラV4は、パニガーレV4をベースとする最強チューンド仕様で、2台の合計ではS1000RRを凌駕する。票が分かれてしまったのが惜しい。4位は、前年から躍進したKTMの末弟デュークが獲得。外国車にも小排気量ブームの波が押し寄せている。さらに、テージH2の6位入賞もトピックだ。

第1位:BMW S1000RR〈231票〉ゲルマンSS、刷新2年目で戴冠

―― BMW S1000RR

SBK参戦を経て’10年に衝撃デビューを飾ったBMW初の直4スーパースポーツ。’19で207psに到達し、車体も完全刷新するなど戦闘力を上げた。安定感のある走りと圧巻の高回転パワーが信条ながら、従順さも高く評価されている。当部門では表彰台の常連で、虎視眈々と王座を狙ってきたが、ついに悲願の3勝目だ。

【読者の声:性能とデザインを絶賛】●いつかは買いたい乗りたい夢のマシン(兵庫県M.E.) ●格好が良い。センスが良い。高級感と最新鋭の技術の賜物(千葉県M.T.) ●完成度と速さはまだまだ日本車の上を行っている(群馬県Y.Y.) ●加速力と見た目最高(埼玉県Y.A.) ●惚れ惚れするルックス(宮城県T.I.) ●薄い目がセクシー(神奈川県M.M.) ●知り合いの借りたけど化け物みたいなバイクだった笑(東京都Y.S.)

第2位:ドゥカティ スーパーレッジェーラV4〈142票〉全身カーボンの鬼神が上位進出

―― ドゥカティ スーパーレッジェーラV4

パニガーレV4Rをベースに徹底して磨き上げた限定仕様が次点。専用マフラーなどで3ps増の224psを発生し、カーボン製フレーム+リヤアームの車体により乾燥重量はわずか159kgに過ぎない。巨大な4枚羽根や1195万円の驚愕プライスも話題となり、実に夢のある1台だ。

【読者の声:まさに究極。もう飛んじゃう?】●無敵感が素晴らしい(神奈川県T.N.) ●絶対に買えないけどカッコ良すぎる(愛知県S.M.) ●軽くて速い、しかも羽根まで。飛んじゃうんじゃない!?(岡山県H.S.) ●所有するだけで幸福の絶頂かも(滋賀県M.Y.) ●お金があれば買って部屋に置いて毎晩これを見てお酒を飲みたい(千葉県A.I.)

第3位:ドゥカティ パニガーレV4シリーズ〈113票〉イタリアの羽根馬、V8ならず

―― ドゥカティ パニガーレV4シリーズ

モトGP直系の90度V4を引っ提げて’18年にデビューした旗艦スーパースポーツ。1100ccのV4/Sと、レース向けで998ccのRなどを擁する。同社としては7連覇中だったが、今回はレッジェーラと票を分け合い3位。次回、雪辱なるか?

【読者の声:憧れる人、多数】●永遠の憧れ(大阪府S.T.) ●あの佇まいはさすがドゥカティ(千葉県T.N.) ●エロカッコいい(奈良県Y.H.) ●憧れの1台。必死に稼げば手が届きそうかも(東京都H.A.) ●一度で良いからフルスロットルを(埼玉県T.O.) ●ビッグボアの限界に挑むロマン思考(東京都K.O.)

第4位:KTM 390/125デューク〈80票〉当部門では初、アンダー400異例の躍進

―― KTM 390/125デューク

KTM自慢の末弟ファイターが前年8位からジャンプアップした。個性派ビッグバイクが上位にひしめく当部門において、アンダー400がこれほど上位に食い込むのは初の快挙だ。

【読者の声:トガッてるけどラク】●外国車の中で一番日本人向け(沖縄県H.S.) ●見た目から異彩を放つ(熊本県A.N.) ●尖り散らしたデザインが好き。軽くて乗りやすいというのも素敵(福島県Y.O.) ●フォルムが変態〈誉め言葉〉(兵庫県Y.I.)

第5位:BMW R nineTシリーズ〈73票〉ブームの立役者は今なお好調

―― BMW R nineTシリーズ

伝統の空油冷ボクサーツイン1169ccを活かし、’13年デビュー。ネオクラシック人気の火付け役で今も高い人気を誇る。多彩な派生モデルを展開し、’20年にはR nineT/5も登場した。

【読者の声:外観も音もイイ】●水平対向エンジンのサウンドとデザインの良さ。憧れのバイク(三重県K.K.) ●街中でいい音がして振り返るバイクランキングNo.1(東京都S.Y.) ●惚れる外観。どう考えてもカッコいい(千葉県Y.S.)

第6位:ビモータ テージH2〈64票〉ハブステアとスーパーチャージャーが融合!

―― ビモータ テージH2

ビモータがカワサキの支援で再生。その第1弾が本作で、H2の心臓部を用い、伝説のハブステアを与えた。話題を呼び、見事入賞を果たした。

【読者の声:夢、そのもの】●カワサキとビモータの総力を投入した見事なバイク(大阪府K.I.) ●夢、そのもの。陽を浴びるのにふさわしい(東京都M.M.)

第7位:BMW R1250GS/アドベンチャー〈55票〉やはり強い冒険王

―― BMW R1250GS/アドベンチャー

ADVブームの牽引役にして代表選手。トップ10の常連で、前回は自身最高の2位に躍進した。今回はダウンながら人気は健在だ。

【読者の声:クラスのシンボル】●アドベンチャークラスのベンチマーク的存在(新潟県M.A.) ●昔から憧れている大人のバイク(千葉県H.T.)

第8位:ハーレーダビッドソン スポーツスター1200シリーズ〈52票〉風格も軽快さも美点の人気者

―― ハーレーダビッドソン スポーツスター1200シリーズ

ハーレー勢トップは、大型クラス販売2位のスポーツスター上級版。5タイプを用意し、同社の中でも軽快スリムな走りが光る。

【読者の声:いかにもハーレー】●アメリカンの割にスリムなデザイン(北海道T.S.) ●いかにもハーレーダビッドソンって感じで好き(愛知県H.K.)

第9位:ドゥカティ ストリートファイターV4/S〈49票〉最強ネイキッド、初登場で入賞

―― ドゥカティ ストリートファイターV4/S

パニガーレV4のネイキッド版として’20年にデビュー。スーパースポーツ顔負けの208psにウイングを備え、大反響を呼んだ1台だ。

【読者の声:形も走りも超ド級】●超ド級のストリートバイク。形で驚き、走りで驚ける(東京都N.A.) ●最強のストリートファイター。乗ってみたい(静岡県K.K.)

第10位:KTM 1290スーパーデュークR〈46票〉長兄もトップ10入り

―― KTM 1290スーパーデュークR

KTMの公道ファイター・デュークの頂点で、180psの1301ccVツインを搭載。17位からトップ10圏内に急浮上だ。

【読者の声:昆虫王の迫力に惚れる】●鋭いデザインで直感的にかっこいい(神奈川県R.K.) ●昆虫の王っぽく、捕食されてしまいそうな迫力に惚れる(香川県T.K.)

外国車部門ランキング

[順位] 車両名〈得票数〉(前年順位)
[01] BMW S1000RR〈231〉(3)
[02] ドゥカティ スーパーレッジェーラV4〈142〉(初)
[03] ドゥカティ パニガーレV4シリーズ〈113〉(1)
[04] KTM 390/125デューク〈80〉(8)
[05] BMW R nineTシリーズ〈73〉(6)
[06] ビモータ テージH2〈64〉(初)
[07] BMW R1250GS/アドベンチャー〈55〉(2)
[08] ハーレーダビッドソン スポーツスター1200シリーズ〈52〉(10)
[09] ドゥカティ ストリートファイターV4/S〈49〉(初)
[10] KTM 1290スーパーデュークR〈46〉(17)
[11] ハーレーダビッドソン ソフテイルシリーズ〈40〉(11)
[12] BMW R18〈39〉(初)
[12] ハーレーダビッドソン スポーツスター883シリーズ〈39〉(–)
[14] BMW G310R〈38〉(12)
[15] ハーレーダビッドソン ツーリングシリーズ〈37〉(–)
[16] ハスクバーナ スヴァルトピレン701/401/250〈36〉(19)
[17] BMW R1250RS〈35〉(7)
[17] トライアンフ ロケット3〈35〉(–)
[19] ドゥカティ パニガーレV2〈33〉(初)
[20] ドゥカティ モンスター1200/S〈31〉(–)

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