McLaren Senna
マクラーレン セナ
ベントレーモータースポーツ、ワークス活動を休止してプライベーター支援にシフト
800ps&800Nmを発するロードリーガルのレースカー
アイルトン・セナの名前を冠し、「最もサーキットに近いロードカー」として誕生したマクラーレン セナ。ラインナップの最高峰に位置するアルティメットシリーズの一角を成す500台の限定モデルは、800ps/800Nm、ダウンフォース800kg、乾燥重量1200kg未満というスペックと圧倒的なパフォーマンスを与えられた。
そのセナが、アメリカにおける“主要なラップレコード”を4つ樹立した。『Automobile』、『Road & Track』、『Car and Driver』、『Motor Trend』という自動車メディアの権威によるテストで、量産車記録を更新したのだ。
911のレンシュポルトを上回る快挙
『Automobile』の「Pro Racer’s Take」はコルベット レーシングやキャデラックのファクトリードライバーなどを歴任したレーシングドライバー、アンドリュー・ピルグリムがテスターを務める。アタックを行ったのはケンタッキー州ボウリンググリーンにあるNCMモータースポーツパークで、全長3.15マイル(約5.06km)のグランドフルコースを2分02秒86でラップ。2位のポルシェ 911GT2 RS(2分03秒75)、3位の911GT3 RS(2分04秒34)を上回った。
同じNCMモータースポーツパークの西コース(2マイル=約3.2km)でテストを実施したのが『Road & Track』。2019年最高のパフォーマンスカー決める取材で、セナは1分23秒34のタイムで記録を更新。一番の高速コーナーであるターン4では、1.64Gもの横Gが発生したという。
ラグナ セカやゼロヨンでも好成績を記録
『Car and Driver』の「Lightning Lap 2019」でも量産車最速の称号を獲得。ヴァージニア・インターナショナル・レースウェイのグランドコース(4.1マイル=約6.59km)で、これまでテストした合計263台中で最も速い2分34秒9を叩き出した。ストレートでの最高速度は172.9mph(約278.26km/h)に達し、ターン1での横Gは1.23G、平均速度は134.5mph(約216.46km/h)を記録している。
『Motor Trend』の「Best Driver’s Car 2019」では、ラグナ セカを舞台に量産車としては初となる1分28秒切りを達成。1分27秒62を記録。また、ドラッグレース部門でも0-400mをライバルより1.12秒速い10.08秒、0-800mでも2.03秒差の15.65秒という好成績を残した。最高速は171mph(約275.1k/h)を超えたそうだ。
クルマとの純粋な繋がりをもたらす一台
マクラーレン史に燦然と輝く偉大なるレーサー、アイルトン・セナ。その名を戴くマクラーレンは、「ドライバーとクルマが最も純粋に繋がる」マシンであるという。
セナは2019年中にすべての生産を完了。英国サリー州のマクラーレン プロダクション センターで一台一台手作業で組み上げられ、500人の幸運なオーナーのもとへと旅立っている。
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