BMW Motorrad「R12 nineT」 創立100周年を記念する最新モデル公開

　BMW Motorradは創立100周年を記念するモデル「R12 nineT」を公開しました。

　100年前に登場したBMW Motorrad発のモデル「R32」の伝統を受け継ぐR12 nineTは、現行のR 18など、BMW Motorradの歴史に残る多くのモデルと同様に、エンジン容量を意味する「12」をモデル名に掲げた最新モデルです。

　創立90周年に発表されたR nineTの後継モデルにあたるR12 nineTは、ボクサーエンジンの力強いキャラクターと伝統的なデザイン、革新的なテクノロジーを融合させて一台で、過去に製造された／5や70年代のR 90 Sのような、タンク、シート、リア・ラインを採用。

　シート下のフレームトライアングルの部分にロードスタールックのサイドカバーを採用するほか、再設計されたフロント・マッドガード、ブラック・サラウンド・ライトガイド・エレメントを備えたLEDメイン・ヘッドライト、伝統的なスタイルの2つの丸型メーター、ショート・テールを容易に実現できるLEDリア・ライト・ユニットなどが備えられています。

　R12 nineT の発表に際し、BMW Motorradの責任者であるマルクス・シュラム博士は次のようにコメントしています。

「R nineTとそのカスタマイズ・コンセプトは、BMW Motorradの90歳の誕生日に新しいヘリテージ体験を確立し、我々のモデル・レンジの欠くことのできない要となりました。

　新しいR 12 nineTは、伝説的なBMWボクサー・エンジンにまつわる成功したヘリテージ・ストーリーを、よりクラシックで縮小されたデザイン言語、カスタマイズの自由度の高さ、そして最後に、新しく革新的な技術で一貫して継承しています」。

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　なお、BMW Motorradは、2023年後半にR 12 nineTの詳細情報を公開する予定です。