ダニエル・リカルドは昨シーズン限りでレッドブルを離れ、今季からルノーに加入した。そのルノーでリカルドは、ニコ・ヒュルケンベルグと組むことになった。
しかしルノーは来季から、エステバン・オコンを起用することを決定。ヒュルケンベルグは今季限りでルノーを離れることになった。
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ヒュルケンベルグの離脱について驚いたかと尋ねられたリカルドは、「ああ、その通りだ。これまで、彼がチームを離れるという兆候はなかった」と語った。
「彼の(今後の)計画は、まだ定かではない。でももし彼がF1でレースを続けていきたいのなら、彼が何かを見つけることができるよう願っている。彼は共に働きやすい存在だったと僕は言いたい。僕らは、自分たちがすべきことをやっただけだ」
「彼には豊富な経験があり、そしてこの世界に慣れている。そして一種の真面目な存在だ。『僕らはここにいて、そしてレースをするんだ』というようなね。そして、チームにできるだけ多くの情報をもたらそうとしている」
「彼とはリラックスしたアプローチを保つことができ、今までとても働きやすかった」
リカルドはシーズンが終わるまでにまだヒュルケンベルグから学ぶべきことがあると信じており、そして互いに激しく競い合うことができることを期待している。
ヒュルケンベルグは欧州F3、GP2と連続でチャンピオンに輝くなど、ジュニアフォーミュラで輝かしい成績を残してF1へ昇格してきた。しかしF1では優勝を狙えるマシンを手にしたことはなく、表彰台も未だに獲得できていない。昨年獲得したランキング7位は、彼にとってF1で最高の成績だ。
来季のヒュルケンベルグにとって最高かつ最も現実的な選択肢は、ハースF1に加入することであると見られている。しかし中団グループであるのは間違いなく、勝利はおろか表彰台も獲得できぬまま、彼のF1キャリアが終わる可能性もある。
リカルドはヒュルケンベルグを一流のドライバーだと評価している。
「彼はジュニアフォーミュラでは全てのタイトルを手にした。しかし、F1でトップの座を手にしたことは一度もない。恐らくフラストレーションが溜まるだろうし、不満の原因にもなっただろう」
そうリカルドは語る。
「しかし彼は今年、本当に良いパフォーマンスを発揮している」
「今、チームに加わった僕に彼が勝つのなら、それは彼がレースに勝つことができるドライバーだということだ」
「だから彼は今年、自分のベストを尽くすだろうと思う。そして、彼が自分自身にできると信じていることを、人々に思い出させることになるはずだ」
「最初の数レースで、学んだりクルマとうまくやっていくために必要なことがまだかなりあるということを目にした」
「だから、彼が最初の数戦でかなり早くマシンの性能を引き出した時、僕は驚かなかった。そして僕は『ああ、やるべき仕事がまだあるな』と感じることがあった。それ以降、僕は勢いを取り戻そうとし、そして良くなったり悪くなったりしたんだ」
「しかし彼は確かに速い。テクニックという面では、いくつかの部分でマックス(フェルスタッペン/レッドブル)に似たような部分があるんだ」
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