便利機能にもオフにした方が良いケースが存在!
自分の愛車の運転席まわりに備わるスイッチについて、すべての機能を把握しているだろうか?
一度経験すると付いていないクルマに乗れなくなるほど便利な装備11選
最近はクルマの機能もタッチパネル操作で行うことが増え、先進的なクルマほどメカニカルに操作するスイッチ類は減る傾向にあるものの、今でもスイッチの多さは多機能の証と言わんばかりに、多数のスイッチを並べるクルマはまだ多い。
オーディオやエアコン、ドライブモードの切り替えなど、操作する頻度の高いスイッチは直感的に操作できるように配慮されている場合が多く、これらの用途は誰にとってもわかりやすいものになっている。
一方で、安全装備など操作頻度の低いスイッチはインパネの右端(左ハンドルの場合は左端)など、少しわかりにくい場所に配置されることもあって、まったく操作することもなく、いつしか存在さえ忘れてしまうものだ。
納車の時に販売スタッフから細かく説明された時の記憶はすでになく、用途がよくわからなくなっている人は少なくない。普及が進んだ機能をオフにする意味や狙いについて、簡単におさらいしておこう。
1)横滑り防止システム
現在日本で売られる乗用車の新車のほとんどに装備されている。「ESP」や「ESC」、「VDS」や「VDC」など、呼び名はメーカーによって異なるが(トラクションコントロールシステムの場合は「TRC」など)、スイッチにクルマが横にフラついている様子が描かれている場合が多い。
どれも基本的な機能は同じで、滑りやすい路面で挙動を乱したときに、クルマが自動で乱れた挙動を修正して安定性を取り戻してくれるという、非常に重要な装備だ。ABSとトラクションコントロールシステムのON/OFF操作スイッチが別に用意される場合、また長押しなどスイッチ操作の仕方で段階的に切り替えられる仕様とするクルマもある。
これを走行中にオフにする必要性はほとんどないものの、横滑り防止システムやトラクションコントロールシステムがあると、アクセルを踏み込んだ際にタイヤが空転するのを抑える制御が働くことにより、凍結路や豪雪路、または砂地や泥濘路など路面のミューが極端に低い場所での発進が困難になってしまう場合がある。
どんなクルマでもアクセルON時に駆動輪が空転すると挙動が乱れやすくなるので、エンジンパワーを落としたりブレーキをかけるなどしてそれを抑えるわけだが、豪雪やぬかるんだ場所での発進時においては、推進力が絞られすぎて発進をより困難にしてしまう可能性がある。そういったときには、横滑り防止システム、またはトラクションコントロールをオフにした方が良い場合もあるのだ。
豪雪やぬかるんだ場所でスタック、またはスタックしそうになったら、横滑り防止システムやトラクションコントロールはオフにして、前進と後退を交互に繰り返すなどすれば、安定性を確保しやすくなる場合がある、ということを思い出してみよう。タイヤの下に木の板や棒、毛布などを敷き、タイヤの空転をある程度許しながら駆動力を取り戻すという方法も有効だ。また、トラクションコントロール機能はオフにできても、横滑り防止システムを100%オフにはできない車種も少なくない。
さらに、SUBARUの最新のSUVに装備される「Xモード」など、横滑り防止システムと連動して滑りやすい状況からの発進をサポートする機能もある。本格派のAWDシステムを備えるクルマでは、横滑り防止システムをオンにした状態でないと本来の駆動力が発揮できない場合もあるので、車種や状況により異なるということも忘れないでおきたい。
また、スポーツモデルではサーキットなどのクローズドな場所でスポーツ走行を楽しむ際、横滑り防止システムやトラクションコントロールが邪魔になると感じた場合もオフにしてみよう。
やんちゃな子供や泥酔者を乗せるときはオフにすべき機能も!?
2)アイドリングストップ
燃費の向上に役立つアイドリングストップ機能も、頻繁なエンジンのON/OFFが鬱陶しく感じる場合がある。とくに軽自動車など、比較的静粛性が高くなく、3気筒でエンジンの振動が比較的大きいクルマでは、気になってしまうことが少なくない。また、エンジン停止中はエアコンのコンプレッサーも止まるため、停止中に冷房や除湿の機能が落ちるのを避けたい時にもオフにする。電動化が進み、アイドリングストップ時もエアコンの機能が落ちにくくしているクルマもある。
また、バッテリーやスターターモーターへの負担については、負担が大きくなるとアイドリングストップしないように制御するクルマもあるので、愛車のアイドリングストップの機能の詳細を把握しておこう。
3)パワーウインドウ/パワースライドドア
昔から、パワーウインドウの作動をオフにするスイッチが運転席側に備わるクルマは多い。しつけの悪い子供や泥酔者など、制御の効かない乗員がみだりに窓を開け閉めするのを防ぐために備わる。これと同様に、ミニバンや軽ハイトワゴンなど、パワースライドドアにもオフスイッチが備わる場合が多い。
4)ヒルスタートアシスト
坂道発進時にクルマがわずかでも後退しないよう、自動でブレーキをホールドしてくれる機能もオフにできる。MT車ではとくに便利な機能だが、自分の運転技術でスムースな坂道発進を行いたい場合はオフに。また、低速トルクが細かったり、拘束力の高いAWDを備えるクルマでは、ヒルスタートアシストが発進時にわずかな抵抗となってしまうこともあるので、違和感を覚えたらオフにしよう。
ちなみに筆者は自分の愛車(先代型インプレッサG4 1.6i 5速MT)では発進時にわずかな抵抗を感じてしまうことが多いので、常時オフにしている。
5)車線逸脱警告/プリクラッシュシステム
運転支援システムが備わるクルマでは、車線逸脱警告機能や、衝突防止/衝突被害低減自動ブレーキも備わる。警告音が煩わしいと感じたら、運転支援システムそのものは機能させたまま、車線逸脱警告機能だけをオフにするなど、任意でさまざまな設定が可能となっているので、自分の愛車の機能を確認しておこう。
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「K.I.T.T.、逃げるんだ!」
「無理です。スピードが上がりません!」
※「ナイトライダー」『無敵装甲車ジャガーノート』より。