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小さくてもオフロード性能は「ジープ」そのもの 新型アベンジャー4xe 1.2Lハイブリッドで登場

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小さくてもオフロード性能は「ジープ」そのもの 新型アベンジャー4xe 1.2Lハイブリッドで登場

ついに「本命」登場か

ジープ・アベンジャーに、四輪駆動(AWD)のハイブリッド・パワートレインを搭載した上位モデル「4xe」が追加された。「より遠く、より速く、より良く」走るとされている。

【画像】全長4.1mクラスの「ジープ」が出た! 悪路特化のハイブリッド搭載【ジープ・アベンジャー4xeを写真で見る】 全22枚

アベンジャーは2023年半ばにEV仕様が発売され、その後ガソリンエンジン仕様も登場したが、いずれも前輪駆動(FF)であった。

アベンジャー4xeは48Vマイルドハイブリッド・システムを採用している。最高出力136psの1.2Lターボガソリンエンジンと2基の電気モーターを搭載し、モーター出力は各28psで、前後アクスルに1基ずつ配置される。トランスミッションは6速DCT。トラクションとトルクを重視し、オフロード性能の向上を図った。

ジープは、後輪で最大193kg-m(1900Nm)のトルクを発生すると謳っているが、これはモーターのトルクにギア比を掛け合わせた数字だろう。

0-100km/h加速は9.5秒、最高速度は190km/hとなる。

ジープらしい悪路走破性

最大の特徴はジープの伝統と歴史に基づくオフロード性能だ。「スマート」な四輪駆動システムを採用しており、30km/h以下の速度では常に四輪にパワーが送られる。30~90km/hの間では前輪メインで走行し、必要に応じて後輪を使用する。それ以上の速度では燃費向上のために前輪のみを使用する。

前後アクスルで最大50:50のトルク配分が可能だ。路面状況に合わせてドライブモードを選択できる「セレクテレイン」システムを搭載し、オート、スノー、サンド&マッド、スポーツの各モードが用意されている。

リアアクスルには22:7:1の減速機が装備され、193kg-mという大トルクを実現している。これにより最大40%の斜面を走行でき、前輪にグリップがない場合でも最大20%の斜面に対応できるという。

また、最低地上高が210mmと通常のアベンジャーより10mm高いため、最大渡河水深は400mmとなる。アプローチアングル22度、ブレークオーバーアングル21度、デパーチャーアングル35度を実現した。

フォグランプ、ルーフレール、リア牽引フックなども装備される。前後バンパーは傷防止加工が施されたモールドインカラー素材となる。オプションとして、太陽光の反射を抑えるボンネット・ステッカーも選べる。

タイヤはマッド&スノータイヤが標準装備され、オプションでオールテレーン3PMSFタイヤも用意される。いずれもブラックホイールとの組み合わせだ。

インテリアでは、全面ウォッシャブル素材の新シートが採用され、通常よりも耐久性の高い素材が多く使用されている。

アベンジャー4xeは今年後半に欧州で発売される予定だ。価格は未定。

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