F1ベルギーGPの予選で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが後続に0.8秒もの差をつける圧倒的な速さを見せ、予選最速となった。ギヤボックス交換によるペナルティを受けるため、フェルスタッペンは日曜日の決勝レースを6番グリッドからスタートするが、昨年のベルギーGPのように追い上げるレースを成功させることを狙っている。
まさに圧巻の走りだった。今年のベルギーGPはスプリントフォーマットで行なわれているため、日曜日の決勝レースのスターティンググリッドを決める予選が金曜日の現地時間夕方に行なわれた。
その予選Q3でフェルスタッペンは1分46秒168を記録。2番手のシャルル・ルクレール(フェラーリ)との差は、0.820秒と大きなモノであった。
「セクター2はまだ少し濡れていたから、いくつかのコーナーではドライのラインが1本しかなかった。ドライタイヤでは、通常とは少し異なるラインを走る必要があった。そのために必要なことは、自信を感じることだけだったんだ」
そうフェルスタッペンは語った。
「基本的に、ラップタイムを刻むために、最後の走行では全力を尽くす。そして、クルマが速いことも分かっていた。今日みたいなトリッキーなコンディションでも、幸運なことに再びその速さを示すことができたと思う」
とはいえフェルスタッペンにとって簡単な予選だったわけではない。予選Q2は10番手……まさにギリギリでのQ3進出だったのだ。
「すごくギリギリだったね。コンディションもとても難しかった。コースは本当に急速に乾いていたんだ」
フェルスタッペンはそう振り返る。
「僕の最後のアタックについて言えば、Q2でもっとプッシュする自信はなかった。10番手に入れたのはとても幸運だったよ」
「Q3では、使えるタイヤが2セットあった。もう少しプッシュしたり、もう少しリスクを冒してもいいことは分かっていたんだ。それがQ3の最後にやったことだった」
「日曜日にはペナルティを受けるため、後方から追い上げなきゃいけないことは分かっている。それでも、今日僕ができる最善のことをやった」
ペナルティにより6番手からのスタートとなるフェルスタッペン。しかし昨年を振り返れば、フェルスタッペンは14番グリッドからスタートしながらも、12周目には首位に立ち、そのままレースを押し切って勝利を手にした。それを考えれば、今年の方がより勝利に近いポジションからスタートすることができる。
「去年はもっと多くのペナルティを受けた。それでも、レースに勝つことができた。だから今年の日曜日の目標もそこにある」
「でも、まずは明日(土曜日)の天気がどうなるか、レースがどんな形になるか見てみよう」
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