「Japan Mobility Show 2023」が、2023年10月26日(木)から11月5日(日)まで、東京ビッグサイトで開催される。10月25日(水)~26日(木)13時まではプレスデーとなっているのだか、速報でホンダおよびスズキブースの模様をお伝えする。
トップバッターは、あのモトコンポをモチーフにしたというアメリカホンダモーターの電動バイク「モトコンパクト(Motocompacto)」。折り畳み時の大きさは74×9.4×54cmというからちょっと大きめのアタッシュケースといったところか。
こちらは「SC e: Concept(エスシー イー コンセプト)」。現在流通しているバッテリーパック「Honda Mobile Power Pack e:(モバイルパワーパック イー)」2個を搭載できる電動スクーターだ。
既に市販がスタートした原付一種相当となる電動スクーター「EM1 e:(イーエムワンイー)」も展示されていた。実はホンダがパーソナル用の電動スクーターを販売したのはこの車両が初となる。
ホンダの社内起業制度から誕生した企業である株式会社ストリーモの電動モビリティ「Striemo(ストリーモ)」。高度なバランス制御により歩行領域(6km/h以下)でも安定した走りを見せるという。
ここからはスズキブース。今、一番ホットなマシンのひとつであるVストローム250SXがジムニーと並んで展示されていた。
こちらも登場したばかりのVストローム800。19インチホイールを採用することでオンロードの長距離ツーリングに特化した仕様となっている。DEと比較して足つきが改善されているのも嬉しいポイントか。
そのVストローム800と同じエンジンとフレームの一部を共有するGSX-8S。パラツインならではのパンチと、新型バランサーによる振動の少なさが魅力。
この形を見てすぐに分かったのは40~50代の方だろうか。あの「チョイノリ」がパナソニック サイクルテック製の電動アシスト自転車の駆動ユニットを搭載して登場。原付一種相当の電動スクーターだ。
スズキが提案する次世代四脚モビリティ「MOQBA(モクバ)」は、「椅子モード」「立ち乗りモード」「担架モード」を備える。移動手段としてだけでなく、緊急時に物を運ぶ能力で地域社会への貢献も考慮されている。
「SUZU-RIDE(左)」および「SUZU-CARGO(右)」は特定小型原付に該当するパーソナルモビリティとなっており、電動キックボードの気軽さと4輪による安定した走りを実現するという。
電動モビリティ「SUZUKI GO!」は「G」型のラップアラウンド・フレームが特徴。運転はジョイスティックで行う。障害物と接近した際には自動的に減速する安全機能も装備している。
チョイノリと同じパナソニックサイクルテックの電動ユニットを採用する折り畳み電動モペッド「e-PO(イーポ)」。原付一種相当だが、フル電動走行・アシスト走行・ペダル走行の3モードに対応している。
電動スクーターの実証実験車「e-BURGMAN(イーバーグマン)」は、株式会社 Gachacoが提供する交換式バッテリーシェアリングサービスを利用する。近い将来、このスタイルがスタンダードとなるのかもしれない。
70MPa の水素タンクと水素エンジンを搭載した試験車両「水素バーグマン」。スズキもカーボンニュートラル社会に向けて様々な道を模索しているようだ。
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