ディフェンダーに2024年モデル登場。“90”に待望のディーゼル搭載、5L・V8SCや新グレードも

　世界中で支持を集める現行『LANDROVER DEFENDER（ランドローバー・ディフェンダー）』が、大幅にラインアップを拡充した2024年モデルを導入。ショート版の90、ロングの110、そして8名乗車の130とラインアップを拡充してきたシリーズのうち、90には待望のディーゼルが、そして90と110には『ディフェンダー』として日本初導入となる5.0リッターV8スーパーチャージャー搭載の“CARPATHIAN EDITION（カルパチアン・エディション）”と同“V8”が、今季2024年限定グレードとして追加された。

　また、初代モデルに設定された“COUNTY（カウンティ）”を現代風に再解釈した“COUNTY EXTERIOR PACK（カウンティエクステリアパック）”の復活や、130に追加された5人乗り仕様グレード“OUTBOUND（アウトバウンド）”など、話題満載のモデル体系で4月27日より受注開始となっている。

　豊富で魅力的な選択肢を拡充したディフェンダーの2024年モデルのうち、目玉のひとつとなる待望の3.0リットル直列6気筒INGENIUMターボディーゼルMHEVを追加した90は、これで従来からの2.0リットル直列4気筒INGENIUM直噴ガソリンターボに加え、最高出力525PS（386kW）、最大トルク625Nmを誇る5.0リットルV型8気筒スーパーチャージドを搭載した“カルパチアン・エディション”に“V8”など一気にラインアップが増殖した。

　この2024年限定グレード双方は5ドアの110にも設定され、インテリアではスエードクロスのステアリングホイールを装着。一方のエクステリアでは、その圧巻のパフォーマンスを表現するべく、クアッドアウトボードマウンテッドエキゾーストやマトリックスLEDヘッドライト、グロスブラックブレーキキャリパーなどを標準装備とする。

　さらに“カルパチアン・エディション”にのみ専用装備として、グロスバッジやグリル、前後のスキッドパンにグレイサテンのプロテクティブフィルムをカルパチアン仕様に。またボンネット／テールゲート／ロワーボディクラッディングもナルヴィックブラックのコントラスト仕様としている。

■8人乗り仕様のみの展開だった“130”に5人乗り仕様が新登場

　また110では2.0リットル直列4気筒INGENIUM直噴ガソリンターボ搭載の“110 S”と“110 SE”にのみ、先代のディフェンダーの定番グレードでもあった“COUNTY”のスタイルを彷彿とさせる“COUNTY EXTERIOR PACK”も導入され、脚元には往年のスチールホイールを思わせるグロスホワイトの20インチ“スタイル9013”を装着。エクステリアカラーに合わせて、ルーフ／テールゲート、デカール／トレッドプレートが特定のカラーでコーディネートされる。

　そして、これまで8人乗り仕様のみの展開だった130には、新たな5人乗り仕様グレード“OUTBOUND”も追加され、レジャーや車中泊などにも対応できるラグジュアリーで広大なスペースが特徴に。

　最大2516リッター、2列目使用時でも1329リッターもの広大な容量を確保した荷室には、ラゲッジスペースラバーマットを装備。フジホワイト、サントリーニブラック、アイガーグレイ、カルパチアングレイの4色展開のボディには、同色のリアクオーターパネルが採用され、脚元ではグロスブラックの20インチ“スタイル5095”アロイホイールを装着した。

　そのほか、細部でもユーザーからの要望を反映した改良が施され、最後列のシートを折りたたんだ際に生じていた段差をなくす、フラットロードスペースフロアトレイを90と130（8人乗り）で標準装備に。一方の90では助手席シートを素早くフォールド＆スライドできるようにし、後席へのアクセスを改善。同じく座面跳ね上げ式の40：20：40分割可倒式リヤシートを採用している。

　これで3機種すべてのエンジン仕様を展開する90の価格は729万～1536万円に。同じく110は758万～1620万円となり、3.0リットル直列6気筒INGENIUMターボディーゼルMHEVのみの130は、1063万～1349万円（いずれも税込）となっている。

Land Roverウェブサイト：http://www.landrover.co.jp
ランドローバーコール（フリーダイヤル）：0120-18-5568

Comments

欧州車の狂った馬力は昔の戦艦にあった大艦巨砲主義と同じだな。
後に空母重視になって廃れたように馬力至上主義も廃れるでしょうね。