2023FIM世界耐久選手権(EWC)第1戦ル・マン24時間耐久ロードレースが開催されているル・マン-ブガッティ・サーキット。3人のライダーによるレースは、単純計算でひとり8時間の走行が必要となる。
約1時間走行して約2時間で休養と準備をするが、コース上にいないタイミングで、ライダーはどのような行動をとっているのか、渡辺一樹(TEAM KAWASAKI WEBIKE TRICKSTAR)に密着してみた。
スタートから1時間経過。ヨシムラSERTがスタート直後に転倒/2023EWC第1戦ル・マン24時間
2度目の走行を終えてピットに戻ってきた渡辺は、岩戸亮介にバイクを託す。
■ピットインからミーティング
岩戸がピットアウトするのを見送った後、ピット内に入り椅子に座った。グローブを脱ぎながらエンジニアとミーティングをして、ヘルメットも脱ぎスタッフに渡す。ここまでがピットインしてから1分後の行動だ。
その後は、各担当のチームスタッフが渡辺のもとを訪れて、一通り話をしてコース上での出来事や状況を伝えた。
ピットインから4分後にはピットを離れていった。そのまま体力を使わないために電動キックボードに乗り、パドック裏の部屋に移動する。
■パドック裏でマッサージ
レーシングスーツとブーツを脱ぎ、給水バッグをとるまでで10分経過。そんなに飲まなかったようで、セーフティカー導入中は寒く感じたという。
走行後13分で薄暗い部屋でハンドと機械を使ってのマッサージを受けて、最後に前腕もほぐしてもらっていた。約8時間の走行に耐えるべく、できるだけ身体を回復させるため毎走行ごとに行う。
40分が経過して約30分間のマッサージが終了。動きやすい服装に着替えて、食事……といきたかったがスマートフォンを取りに戻り、ホスピタリティへ移動した。
■ホスピタリティで食事
走行後から50分が経過。バイキング方式で、プレートにパエリアやカプレーゼなどを盛り着席。
ライブタイミングを確認しながら食事をとり、食べ終わった頃には走行後から約1時間が経過した。
この時間は岩戸の走行がちょうど終わったタイミングで、空も暗くなっていた。渡辺は電動キックボードでキャンパーに戻り約1時間後の走行に備えてしばしの睡眠についた。
ライダーによって走行後の過ごし方や食事はそれぞれだが、これまで取材してきた日本人ライダーはミーティング、マッサージ、軽食でも食事をとるというルーティンが多く、渥美心や高橋裕紀はお米を食べていた。まだレースは約16時間残っている状況だが、ライダーもスタッフもパドックで大忙しだ。
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