MGからスポーツカー登場
中国SAIC(上海汽車集団)傘下のMGは、新型スポーツカー「サイバースター」の発表を控えているが、今回中国政府に提出された書類から、そのデザインが明らかになった。
【画像】英国伝統のスポーツカーブランド、ついに本格再始動?【MGサイバースターを写真で見る】 全20枚
MGは英国にルーツを持つスポーツカーブランドだが、現在はMG 4、MG 5といったハッチバックやワゴンを中心に電動車ラインナップを拡充している。サイバースターは、ブランドの原点に立ち返りつつ、未来を見据えた電動スポーツカーとして期待されている。
今回確認された画像では、2シーターのソフトトップとなることが判明。サイズとしてはポルシェ718ボクスターよりわずかに大きいと考えられる。
パワートレインの詳細も確認された。最高出力313psのシングルモーター仕様と543psのデュアルモーター仕様が用意されるようだ。重量は仕様によって異なり、シングルモーターの場合で1850kg、最も重い仕様で1985kgとなる。
インテリアでは、テスラと同様のヨーク型ステアリングホイールや、複数のデジタルスクリーンが使用されている。
サイバースターは2024年に発売される予定で、新たなセグメントで新たなユーザーの獲得を目指している。AUTOCARが入手した情報によると、今月開催される上海モーターショーには出展されないという。
サイバースターが発売される2024年は、MGの創立100周年にあたる。MGは、中国国営企業である上海汽車に買収されて以来16年間で、装備や安全性に優れたファミリーカーのメーカーとして地位を確立。昨年は欧州全体で10万台以上を販売した。
中でも、MG 5 SWとZS EVは欧州で最も人気のあるEVの1つとなっている。今後、若いドライバーや自動車愛好家にアピールするために、全く新しいモデルラインが開発される。これは、MGが掲げる5つのスローガン、「共創(Co-creating)」「若さ(Young)」「彼方へ(Beyond)」「進化(Evolution)」「娯楽(Recreation)」の頭文字をとってサイバー(Cyber)と名付けられた。
新型サイバースターは、英国のスポーツカーブランドとしての歴史に敬意を表しながら、未来のテクノロジーと機能性を秘めた次世代EVとなる。MGによる正式発表も近いだろう。
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みんなのコメント
なんとも中途半端なデザイン 魅力ゼロ
これ買うなら,ロードスター買うよ。