2024年シーズン新規参戦チームも登場
2024年4月13日(土)~14日(日)に岡山県・岡山国際サーキットにて、国内最高峰のGTカーレース「SUPER GT」の2024年シーズンが開幕します。トヨタ・ニッサン・ホンダの3メーカーが参戦するGT500クラスに対して、輸入車ブランドも入り混じった異種格闘技戦のような様相となっているのがGT300クラスです。そんなGT300クラスに参戦するマシンを紹介。第3弾は、30号車から48号車までをお届けします!
新型「Z」や火災から復活の「GRスープラ」も参戦! スーパーGT「GT300」クラスは見どころ満載です【参戦26台を一挙紹介Vol.2】
新たに実力派女性ドライバーも参戦
長年参戦を続ける名門レーシングチーム「apr」は、2024年シーズンも2台体制で戦いを挑む。30号車「apr GR86 GT」は、永井宏明選手と小林利徠斗選手というコンビに、ベテランの織戸 学選手が第3ドライバーとしてジョインする。小林利徠斗選手は2024年で19歳になる若手注目ドライバーのひとり。
もう1台の31号車「apr LC500h GT」は、小高一斗選手と中村 仁選手のコンビ。根本悠生選手は第3ドライバーとしてエントリーリストに名を連ねている。開幕戦に参戦する中村 仁選手も、若手有望の18歳。小林選手とともにFIA-F4からスーパーフォーミュラ・ライツにステップアップしている注目ドライバーだ。10代のふたりがどのような戦いを見せるか注目だ。
新規チームとなるPONOS RACINGの45号車「PONOS FERRARI 296」は、海外でのレース参戦経験も豊富なケイ・コッツォリーノ選手と、WEC世界耐久選手権での優勝経験もあるリル・ワドゥー選手のコンビ。ワドゥー選手はフランス出身の23歳。フェラーリのファクトリードライバーも務める、フェラーリを知り尽くすドライバー。スーパーGTという過酷なレース環境で、マシンを上位へ導いてくれるだろう。
48号車は、2023年のエントリー車名である植毛から変更し、「脱毛ケーズフロンティアGO&FUN猫猫GT-R」に。VTuberの“猫麦とろろ”、“Nachoneko”とタッグを組むことになった。これにより、マシンのカラーリングも猫麦とろろ&Nachoneko仕様となり、いわゆる「痛車」となった。ドライバーは井田太陽選手と柴田優作選手に、第3ドライバーとして眞田拓海選手がシリーズエントリーしている。開幕戦は井田選手と柴田選手がステアリングを握る。
混戦必至のSUPER GT2024年シーズン開幕戦は、岡山国際サーキットで開催される。ぜひ現場で観戦してレーシングカーの迫力あるエンジンサウンドなどをリアルに体験してほしい!
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