世界ラリー選手権(WRC)は来季、ラリー・ポーランドがカレンダーに復帰することを発表した。その記者会見にはロバート・クビサが出席。ラリー参戦の可能性を完全には否定しなかったが、サポーターとして参加する可能性が高いと語った。
ラリー・ポーランドは1921年に創設され、ラリー・モンテカルロに次ぐ長い伝統を持つ。WRC初年度の1973年にカレンダーに入った他、2009年と2014~2017年にはWRCのカレンダーに復帰。それ以外の時期はヨーロッパラリー選手権の1イベントとして歴史を紡いできた。
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2024年のWRCラリー・ポーランドはこれまでと同様、首都ワルシャワから北に250km離れたミコワイキを中心とし、6月27日から30日にかけて開催される。
クビサは、ゲストのひとりとして記者会見に参加。元F1ドライバーで地元の英雄である彼は、ラリーを愛することでも知られる。
2011年にラリー参戦中の事故で右手を負傷。これによりF1キャリア中断を余儀なくされたが、リハビリを経てモータースポーツ活動を再開すると、2013年にWRC2でタイトルを獲得し、2014年にはWRCに挑戦。ラリー・ポーランドにも3度参戦(2013~2015年)し、PR活動にも携わった。
「ラリー・ポーランドが世界選手権に復帰することは、もちろん素晴らしいニュースであり、ポーランドに限らずファンにとって嬉しいサプライズだ」
そうクビサは語った。
「特にミコ(ミコワイ・マルチク)とカイト(カジェタン・カジェタノヴィッチ)が定期的に世界の舞台で戦っている今、これは特別なことだ」
クビサは現在、WEC(FIA世界耐久選手権)のLMP2クラスに参戦し、ポイントリーダーに立っている。今もその速さは折り紙付きであり、母国ラリーで彼がWRCに復帰するのではないかという噂が流れるのは避けられないことだろう。
彼は出場の可能性を完全には否定しなかったものの、サポーターとして参加することになるだろうと語った。
「いろいろな情報が流れていて、みんな僕がこのラリーに参加するのではないかと思っている。しかし今日、僕はここにいて、とても幸せだ。頭の中には思い出があるんだ」
「ダニエル・オバジテック(PKNオーレン社CEO)のオフィスにいたとき、ちょうどWRCがミコワイキに戻ってくるという話題が出たことを覚えている。WRCの全ラウンドに出場する機会を得た元ドライバーとして、僕はそのミーティングで一言、僕の好きなラリーだと言ったんだ」
「ポーランド人だからというわけではなく、このイベントにはとても好きな思い出があるんだ。素晴らしいステージがあって、素晴らしいファンがいる。このラリーを例年通り、あるいはそれ以上の素晴らしいイベントにするための材料はすべて揃っているんだ」
もう一度ステアリングを握ってラリー・ポーランドに挑戦したいかと聞かれ、彼は次のように答えている。
「ラリーカーに乗るのは8年ぶりになるから、簡単なことではないよ。さっきも言ったように、僕はラリーの大ファンで、もちろんオーレン・チームのクルーだけでなく、すべてのコンペティターを応援している」
「これが彼らにとってのチャンスとなり、ポーランドからできるだけ多くのクルーが参加することを願っている。WRCを戦うということは特別なことなんだ」
「僕に関しては、WECでのプログラムに集中している。あと1レースあるからね」
「現時点で確実に言えるのは、ラリー・ポーランドにはサポーターとして参加するということだ。別の役割があるかどうかは分からない。簡単なことではないだろう」
「子供の頃からラリーを追いかけていて、それは僕の夢だったんだ。WRC2でタイトルを獲得し、その後、WRCにも参戦した。でも、自分の居場所はサーキットだと思うし、そこに集中している」
「だから僕は、国を代表する選手として、良い形で(後進に)託したいと思う」
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