F1は先週、現在F1に参戦しているチーム全てが2021年から施行される新たなコンコルド協定に合意し、今後5年間の参戦を約束したことを発表した。
コンコルド協定は、F1の運営や商業的な権利に関する協定だ。2021年から効力を発する新たな協定は既存の運営構造を微調整し、チーム間の商取引条件を修正することで、F1の収益をより公平に分配することができるようになる。
■F1参戦全10チームが、2021年から施行の新たなコンコルド協定に合意
協定に関する話し合いの中で、F1への貢献が認められていないとその扱いに不満を感じていたメルセデスも含め、全チームが8月18日の期限までに協定に同意したのだ。
レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、以前F1を率いていたバーニー・エクレストンと比べ、現F1オーナーであるリバティ・メディアの交渉はずっとフェアだったと語った。
コンコルド協定に合意したことを最初に発表したのはマクラーレンだったが、ホーナーは実際に協定に署名したのはレッドブルが最初だったと明かした。
「交渉は長期に渡るものだった。スポーツが世界的な課題に直面している状況だが、いくつかの点で交渉は過去数年と比べて非常に簡単だった」
「過去、バーニー・エクレストンとの交渉は常に楽しいものだったが、リバティは交渉に関して非常に誠実であり、我々は実際バルセロナで最初にサインしたチームだった」
「これらのことについて、全体的な見方をする必要があった。チェイス・キャリーとリバティは交渉のテーブルについていて、あとはチーム次第だった」
「もちろん、他のチームよりもいくつかのチームを喜ばせるような要素もあったが、最終的にスポーツのために最善の方法として、全チームが合意することを決めた」
コンコルド協定の改訂により、F1の収益金はより公平に分配されるようになる。これは、10チームすべてが競争力と持続可能性を確保できるようにすることを目的としており、シーズンあたり1億4500万ドル(約153億6000万円)の予算制限と連動して機能するはずだ。
ホーナーは、これによりF1がより持続可能なものになるだけでなく、F1をより多くのファンに届けるために役立つと考えている。
「これはF1にとって重要な合意だ。詳細は機密だが、将来に向けた安定性と継続性をもたらすので、合意に達することができて嬉しい」
そうホーナーは語った。
「リバティはスポーツを開放し、新たなファン層からの興味を生み出すという、F1にとってポジティブなことを達成している」
「現在、最も重要な課題は2022年のレギュレーションを改善し、より良いレースを生み出すことだ」
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