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ポルシェ911に「48Vマイルドハイブリッド」導入決定! 今夏、史上初の電動化へ 何が変わる?

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ポルシェ911に「48Vマイルドハイブリッド」導入決定! 今夏、史上初の電動化へ 何が変わる?

史上初ハイブリッド マイチェンの一環として登場

ドイツの自動車メーカーであるポルシェは3月12日、スポーツカーの「911」で史上初のハイブリッド・パワートレインを導入することを明らかにした。今夏に実施予定の改良の一環とされる。

【画像】ついに「911」が電動化! 純エンジン車はこれからどうなる?【ポルシェ911ターボSを写真で見る】 全20枚

この改良では、内外装のデザイン見直しやエンジンのアップデートなど、さまざまな変更が予定されている。同時に、新モデルとしてマイルドハイブリッド(名称未定)が追加されることになった。

従来の6気筒ターボエンジンと、専用設計の電気モーターを組み合わせる。エンジンで後輪を、電気モーターで前輪を駆動する。48Vのスターターモーターにより、パワーの追加と補機類の電力を賄う。

急速な充放電特性に特化した小型軽量リチウムイオンバッテリーを採用し、回生ブレーキ機能も備わる見込みだ。

重量増加の観点から、現行世代の911ではプラグインハイブリッド(PHEV)が導入される可能性は低い。

仕様詳細についてはまだ伏せられているが、例えば「ターボEハイブリッド」や「ターボS Eハイブリッド」のように複数のモデル設定が予想される。

高性能モデルの911 GT2 RSにも、まもなく最高出力800psを超える新型のハイブリッドが導入予定だ。こちらはポルシェのモータースポーツ部門やリマックとの共同開発によって生まれたパワートレインを搭載するが、具体的な発売時期は未定だ。

911の改良とハイブリッド導入は、排ガス規制に対応したものである。現時点では、完全電気駆動のバッテリーEVの導入計画はない。ポルシェはeフューエル(合成燃料)の研究開発と生産に力を入れ、内燃エンジンを継続する意向を見せている。

改良新型911、何が変わる? 主な変更点

冷却性能の強化:

フロントラジエーターとブレーキの冷却性能を強化するため、エアダクトの形状を変更する。可動式パーツを採用して冷却と空気抵抗のバランスをとる可能性が高い。また、フロントバンパー中央部には大型エアダクトが設けられる。

ヘッドライトの変更:

ウインカー(ターンシグナル)を統合した改良型ヘッドライト・アセンブリーに変更。新型カイエンと同様に、ヘッドライトは1ユニットあたり3万2000ピクセル以上のHDマトリックスLED機能を持ち、最大600m先の道路を照らすことができると期待されている。

リアエンドの一新:

リアバンパー、ディフューザー、テールライトに新デザインを採用。

インテリアのアップグレード:

表面上の違いは少ないが、車載システムのアップグレードが行われる見込みだ。デジタル・インストゥルメント・ディスプレイへの新しいグラフィックの採用も期待される。

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みんなのコメント

3件
  • Cloud9
    テスト車両のおかげでフロントの縦フィンも早くも見慣れてきてしまった。
    だが実際あれが動いている所を見たら、また印象は変わるかもしれない。
  • ham
    992のACCがとてつもなく優れているのに度肝を抜かれた
    スポーツカーなのにここまで実用的でありながら楽ちんに走れるとは
    ・・・愛車の空冷Pでも楽ちんだと思ってたのに最新鋭はやっぱり凄いわ
    さてさてマイルドHV化はどんなモノやら
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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