日本損害保険協会は5月7日、「第21回自動車盗難事故実態調査結果」を発表した。車種別の盗難件数は、下記のとおり。
■2020年2月調査
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1位:ランドクルーザー 42件(18.1%)
2位:プリウス 39件(16.8%)
3位:レクサスLX 25件(10.8%)
4位:アルファード 19件(8.2%)
5位:レクサスLS 14件(6.0%)
6位:ヴェルファイア 10件(4.3%)
7位:レクサスRX 7件(3.0%)
7位:ハイエース 7件(3.0%
9位:ヴェゼル 6件(2.6%)
10位:レクサスGS 4件(1.7%)
11位:クラウン 3件(1.3%)
11位:インプレッサ 3件(1.3%)
11位:エルフ 3件(1.3%)
11位:ハリアー 3件(1.3%)
※上位14車種合計で183件(78.9%)。その他の車種で49件(21.1%)。( )内は構成比
実態調査結果の概要として、下記があげられている。
・車両本体盗難の被害は、特定に車種に集中する傾向にある
・車両本体盗難1件あたりの平均支払い保険金は401.4万円と増加傾向にある
・盗難発生時間帯では、深夜から朝にかけて被害が多く発生
・盗難発生場所では、屋外駐車場が狙われやすく約74%を占めている
ちなみにランドクルーザーは昨年度調査の35件から42件に増加。レクサスは今回から車種別調査が始まったが、レクサスのなかでもLXが25件ともっとも盗難被害が多い。LXはランドクルーザーがベースであり、ランドクルーザーとの合計では67件にのぼる。本格オフローダーが圧倒的に狙われていることがわかる。
1件あたりの支払い保険金の推移を見ると、その金額は年々増加傾向。クルマ自体の価格上昇もあるが、より高いクルマが狙われていることがわかる。
窃盗犯は、深夜から朝にかけて薄暗い場所で窃盗におよぶ傾向がある。例年、11月のデータをもとに調査を行っているが、今回は日の入りが早い2月のデータをもとに調査を行ったことから、日中時間帯でも薄暗い時間の犯行が増えたものと推察されている。
〈文=driver@web編集部〉
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