現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 「レトロ」な見た目でも安心して乗れる! 「パイクカー」5台が圧倒的にオシャレだった

ここから本文です

「レトロ」な見た目でも安心して乗れる! 「パイクカー」5台が圧倒的にオシャレだった

掲載 20
「レトロ」な見た目でも安心して乗れる! 「パイクカー」5台が圧倒的にオシャレだった

 変わった装備やカスタムされている個体は高額なことも!

 最近の新車のデザインがどうも好きになれない。新車は高すぎて買えないけど、今見ても可愛い中古車に乗りたい。な~んて思っている人、意外に多いんじゃないでしょうか。ちょっとレトロだけど、それが逆に新鮮だったり、燃費や安全基準などが今よりもっとユルかった時代だからこそ、作れた斬新なデザインに魅力を感じたり。「クルマには詳しくないから、見た目で選びたい」という人もけっこういるものですよね。

乗るたびに惚れ直す! けっして高額じゃないのに内装がオシャレすぎる軽&コンパクトカー5選

 そんな人にオススメなのが、1980年代~90年代ごろにブームとなった「パイクカー」と呼ばれた可愛いクルマたちです。「パイクカー」とは、既存の市販車をベースにして、デザインにより個性や特徴をもたせて作られたモデルのこと。

 1)日産Be-1

 1987年に誕生した、当時のマーチをベースとして作られた日産のBe-1が、その先駆け的存在として知られています。コロンとした丸いボディに、ちょこんと小さな丸いヘッドライトで、シンプルだけどレトロな雰囲気。インテリアはカラフルでポップ。これが老若男女に「可愛い」「おしゃれ」と人気を博し、今見てもその魅力は健在です。

 エンジンは1.0リッターで速ATと、あまり走りにパワフルさやスムースさは期待できませんが、車重が軽いので市街地メインで使う分にはそこそこ走ります。中古車価格の相場は40万円台~80万円台くらいとなっていますが、電動キャンバストップのモデルは150万円以上の値がつくモデルもあるほど、現在でも人気があります。

 2)日産パオ

 続いて人気のパイクカーは、日産パオ。こちらも3ドアハッチバックながら、むき出しのドアヒンジや、メッシュグリルにメッキの丸目ヘッドライト、ルーフレールなどがちょっとSUV的な雰囲気を醸し出す、レトロデザイン。当時のトレンドでもあったキャンバストップを採用しています。

 インテリアは、直線基調のインパネにぽんぽんと丸いメーターやハンドルがあって、レトロ可愛さ満点。エンジンは1リッターの3速AT、中古車価格は40万円台~100万円台と幅広く、カスタムしてあったりちょっと手を入れてあるモデルだと、150万円近い価格がついていることもあります。

 今でも新車で買えるエレガントなデザインのモデルも存在!

 3)日産フィガロ

 次に、オープカーが欲しいという人には、1991年に登場した2ドアコンバーチブルの日産フィガロ。ヨーロッパの街並みにも似合いそうなクラシックな雰囲気で、ペールブルーやベージュにホワイトルーフのツートーンという、優しげでおしゃれなボディカラーも印象的です。コンパクトサイズなのに、4人乗りというのも嬉しいですよね。

 インテリアはホワイトを基調として、クラシックカー風の細くて大きなハンドルや、丸いスイッチ類、ソファのようなシートがオシャレ。エンジンはやはり1リッターで3速AT、中古車価格は60万円台くらいから。ビカビカに仕上げてあって走行距離が少ないモデルだと、360万円くらいの値がついていることもあります。

 4)ミツオカ・ビュート

 続いて、中古車だけでなく今でも新車で買えるパイクカーといえば、ミツオカ・ビュート。初代は1993年に登場していますが、ベースとなっているニッサン・マーチのモデルチェンジに合わせ、現行で3代目のビュートとなっています。大きな特徴となるデザインは、英国のジャガー・Mk2を彷彿とさせるエレガントでクラシカルな雰囲気。とくにフロントマスクは凝っていて、大きな縦型のメッキグリルと丸目のヘッドライトは、初代からずっと受け継がれています。

 インテリアは、7色のインパネに、赤やアイボリー、ブラウンのレザーシートでうっとりする空間。エンジンは1.2リッターでCVT、UVカットガラスやオートライトなど、現代のクルマらしい快適装備が搭載されているのも嬉しいですね。価格は現行モデルの新車で262万9000円から。中古車なら20万円台から探せます。

 5)ミツオカ・リューギ

 そして最後にもう1台、ミツオカ・リューギも新車で買えるパイクカーです。トヨタ・カローラアクシオやカローラフィールダーをベースに、デザインはまるで小さなロールス・ロイス。一流ホテルや結婚式場などにも似合いそうな、とても品のある美しいデザインとなっています。

 2014年に登場し、1.5リッターエンジンにCVTと5速MTが用意されるガソリンモデルと、1.5リッターのハイブリッド+電気式無段変速機のモデルも選べます。インテリアはちょっとモダンになっていますが、木目調の加飾があったり、ベースモデルと比べると個性はプラスされています。ボディカラーも、華やかなパールホワイト、シルバーやブロンズ、ボルドーといった格の高さを感じさせるラインアップ。価格は新車で262万1300円から、中古車だと190万円台~280万円台が相場となっています。

 というわけで、思いっきり見た目重視で選べるパイクカーたちをご紹介しましたが、心に響くモデルはありましたでしょうか? 約30年も前に登場したモデルも多いので、乗るにはそれなりにちゃんとメンテナンスをしながら、手をかけてあげることが求められると思いますが、やはり見るたびに心が踊るクルマを愛車にすると、毎日がハッピーになるものですよね。もしメンテナンスが心配という人は、新車で買えるパイクカーからはじめてみるのもオススメです。

こんな記事も読まれています

2024年F1第10戦スペインGP決勝トップ10ドライバーコメント(2)
2024年F1第10戦スペインGP決勝トップ10ドライバーコメント(2)
AUTOSPORT web
ドイツの2大ブランドの最新情報を徹底リポート『BMWとメルセデス』ル・ボラン2024年8月号、本日発売!!
ドイツの2大ブランドの最新情報を徹底リポート『BMWとメルセデス』ル・ボラン2024年8月号、本日発売!!
LE VOLANT CARSMEET WEB
「山陰道」開通に黄信号? 県内最後の区間「予見できぬ事象発生」 影響を精査へ
「山陰道」開通に黄信号? 県内最後の区間「予見できぬ事象発生」 影響を精査へ
乗りものニュース
全長約4m! 日産新型「小さな高級車」初公開! 斬新顔の新型「オーラ」登場に「従来型が良かった…」の声!? “新旧モデル”どっちがいい?
全長約4m! 日産新型「小さな高級車」初公開! 斬新顔の新型「オーラ」登場に「従来型が良かった…」の声!? “新旧モデル”どっちがいい?
くるまのニュース
【宮田莉朋F2密着】前日の好走から一転。スピードを失った車両で苦戦した日曜日/第6戦レビュー後編
【宮田莉朋F2密着】前日の好走から一転。スピードを失った車両で苦戦した日曜日/第6戦レビュー後編
AUTOSPORT web
2024年F1第10戦スペインGP決勝トップ10ドライバーコメント(1)
2024年F1第10戦スペインGP決勝トップ10ドライバーコメント(1)
AUTOSPORT web
フルチューン済み、ノイエ・クラッセのBMWの相場感は?「1800TI」のFIA公認済みの個体なら800万円程度が妥当!?
フルチューン済み、ノイエ・クラッセのBMWの相場感は?「1800TI」のFIA公認済みの個体なら800万円程度が妥当!?
Auto Messe Web
『ぽんこつジムニー』ハコ替え計画26-2「JB64のシートを移植しよう」
『ぽんこつジムニー』ハコ替え計画26-2「JB64のシートを移植しよう」
グーネット
新型BMW M5登場!──GQ新着カー
新型BMW M5登場!──GQ新着カー
GQ JAPAN
ダ・コスタのFEミサノ優勝剥奪が正式決定。レース後車検の失格を控訴裁判所が支持
ダ・コスタのFEミサノ優勝剥奪が正式決定。レース後車検の失格を控訴裁判所が支持
motorsport.com 日本版
オットキャストとユアーショップが業務提携、販路拡大へ
オットキャストとユアーショップが業務提携、販路拡大へ
レスポンス
【ファイヤー!!!】復活は100%ありえないだろう・・・5億円超のケーニグセグ ジェスコが全焼&全損!無残な姿に・・・
【ファイヤー!!!】復活は100%ありえないだろう・・・5億円超のケーニグセグ ジェスコが全焼&全損!無残な姿に・・・
AutoBild Japan
【日本限定のビスポーク】 日本と英国からインスピレーション レンジローバーSVに限定仕様
【日本限定のビスポーク】 日本と英国からインスピレーション レンジローバーSVに限定仕様
AUTOCAR JAPAN
新型ディフェンダーにピックアップトラックが出た!──GQ新着カー
新型ディフェンダーにピックアップトラックが出た!──GQ新着カー
GQ JAPAN
どこから? 三菱自動車の敷地で環境基準を超えるフッ素…使用履歴はなし 愛知県岡崎市
どこから? 三菱自動車の敷地で環境基準を超えるフッ素…使用履歴はなし 愛知県岡崎市
レスポンス
グラフィットが四輪型特定小型原動機付自転車を用いた実証実験を7月からスタート
グラフィットが四輪型特定小型原動機付自転車を用いた実証実験を7月からスタート
バイクブロス
【今日発売】BYDシールに国内最速試乗 AWDで537ps・航続およそ600kmにして実質537万円の戦略価格
【今日発売】BYDシールに国内最速試乗 AWDで537ps・航続およそ600kmにして実質537万円の戦略価格
AUTOCAR JAPAN
「感動を疑似体験」ヤマハ発動機と楽器のヤマハ、体験型インスタレーション「e-plegona」がデザイン賞
「感動を疑似体験」ヤマハ発動機と楽器のヤマハ、体験型インスタレーション「e-plegona」がデザイン賞
レスポンス

みんなのコメント

20件
  • メーカー自身がパイクカーと呼んでたのは、日産だけですね。
    メディアはいろいろと使ってたかもしれませんが。
  • ○○が圧倒的に○○だった

    オートメッセウェブのアタマの悪い記事かと思ったらカートップか(笑)
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村