F1アメリカGPの決勝レースで、アルファタウリの角田裕毅がファステストラップを記録した。角田は10位入賞とファステストラップのボーナスポイントの合計2ポイントを獲得した。
日本人ドライバーがF1でファステストラップを記録したのは、これで通算3回目ということになる。
【ファステストラップ】角田裕毅が最速! 日本人としては3人目。アメリカGP決勝ファステストラップ順位
日本人ドライバーとして最初にファステストラップを記録したのは、中嶋悟である。大雨となった1989年の最終戦オーストラリアGP(アデレード)で中嶋は、ジャッドエンジン搭載のロータス101を駆り、4位でフィニッシュ。64周目に記録した1分38秒480が、このレースのファステストラップとなった。
このレースで中嶋は23番グリッドからのスタートだったが、16台がリタイアする荒れたレースを粘り強く駆け抜け、好結果を手にした。
■日本人2人目のファステストラップは小林可夢偉
日本人として2人目のファステストラップは、小林可夢偉だった。小林は2012年、ザウバーC31という素晴らしいマシンを手にして大活躍。日本GPでは3位表彰台、ベルギーGPではフロントロウ2番グリッドを獲得した。
中国GPでも3番グリッドを獲得。決勝ではスタートで後退し、さらに展開も向かずに10位フィニッシュだった。しかし40周目に1分39秒960を記録し、これが日本人として2例目のファステストラップとなった。
そして今回の角田が、日本人として3例目のファステストラップを獲得。中嶋の時も小林の時も、ファステストラップ獲得はポイント対象とはなっていなかったため、角田が初めてファステストラップのボーナスポイントを手にした日本人ドライバーということになった。
なお1976年の日本GPでは、当初長谷見昌弘(コジマ)がファステストラップを記録したと発表された。しかし後に間違いであったことが分かり、修正されることになった。ただF1の公式サイトには、つい最近まで長谷見の名前がファステストラップの欄に記載されていた。
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TV放送楽しみだった
金満ツノダー