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軽規格のケータハム・セブンが「セブン170」の車名を冠して復活!

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軽規格のケータハム・セブンが「セブン170」の車名を冠して復活!

Series3ナローボディにスズキ製660ccを搭載した軽自動車規格のケータハム・セブン「セブン170」が日本上陸。車両価格は539~561万円に設定

 英国ケータハムカーズは2021年9月23日、軽自動車規格で、かつケータハム史上最軽量の量販車であるニューモデルの「セブン170(SEVEN 170)」を発表。合わせて、ケータハムカーズ・ジャパン(エスシーアイ株式会社)は同日より日本での販売を開始した。車種展開はロード志向のセブン170S(539万円)と、サーキット志向のセブン170R(561万円)の2タイプで構成する。

ヘリテージスタイルを現代に継承するケータハム・スーパー・セブンの新グレード「1600」が日本上陸

 今回新たに導入されたケータハム「セブン170」は、2014年12月に発売して大成功を収めた「セブン160」の後継モデルに位置。また、ケータハムカーズが日本のVTホールディングスの傘下となってから販売される、最初のモデルとなる。

 エクステリアに関しては、伝統のケータハム・セブンの基本スタイルを継承しながら、全幅を現行販売モデルよりも105mm狭い1470mmに設定(全長は3100mm、全高は1090mm、ホイールベースは2225mm)。車重はオプション装備による最軽量乾燥重量で440kgと、ケータハムの量産車史上で最も軽い重量を実現する。また、コンポジットノーズコーンやフロントサイクルウイング、リアウイング、ポリッシュドエキゾースト、LEDリアライトおよびインジケーターなどを標準で装備した。

 肝心のパワーユニットには、スズキ製のR06型658cc直列3気筒DOHC12V・VVTインタークーラーターボエンジンを専用セッティングで搭載。従来のセブン160は最高出力80ps/5500rpm、最大トルク107Nm/3400rpmを発生したが、セブン170では同85ps/6500rpm、116Nm/4000~4500rpmまで向上する。パワーウエイトレシオは前述の最軽量仕様で5.18kg/psを達成した。トランスミッションには5速MTをセット。170RにはLSDとライトウエイトフライホイールも組み込む。性能面では最高速度168km/h、0→100km/h加速6.9秒を成し遂げ、しかも英国ロンドンのULEZ(Ultra Low Emission Zone、超低排出規制ゾーン規制)とEuro 6の両方の排ガス規制に対応した。

 懸架機構については、フロントにダブルウィッシュボーン式を、リアにマルチリンクライブアクスル式を採用し、170Sにはロードサスペンションパックを、170Rには強化タイプのスポーツサスペンションパックを装備。シューズは170Sに4.5J×14インチJunoシルバーアロイ&ポリッシュドリップホイール+155/65R14サイズAvon ZT7タイヤを、170Rに4.5J×14インチJunoブラックアロイ&ポリッシュドリップホイール+155/65R14サイズAvon ZT7タイヤを配し、トレッドは前1220mm/後1301mmに設定した。

 内包するインテリアでは、170Sにフルウインドスクリーン・ソフトトップ&ドア(エアロスクリーンは未装備)やリアパネルカーペット、ブラックレザーシート、Momoステアリングホイール、ブラックビニール・トンネルトップなどを標準装備。一方、170Rにはエアロスクリーン(コンポジット)やコンポジットレースシート、4点式レースハーネス(車載)、Momoステアリングホイール、カーボンダッシュボード、カーボンビニール・トンネルトップなどを標準で採用している。

文:カー・アンド・ドライバー 大貫直次郎
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みんなのコメント

2件
  • やっぱいいなぁ。
    気力体力が残っているうちにいつかは欲しい。
  • 一般庶民が500万は高い結局もう一台要りますよねー、日本では売れない日本の風景には合わない、人も荷物も積めないお遊び車、しかも軽、いらない

※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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