現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > トヨタ「bB」復活!? 新型「箱型“ワル系”コンパクト」発表! 「bB+コンセプト」の正体を担当者に聞いた

ここから本文です

トヨタ「bB」復活!? 新型「箱型“ワル系”コンパクト」発表! 「bB+コンセプト」の正体を担当者に聞いた

掲載 4
トヨタ「bB」復活!? 新型「箱型“ワル系”コンパクト」発表! 「bB+コンセプト」の正体を担当者に聞いた

■トヨタ「bB」復活の兆しあり!? 担当者に聞いた

 トヨタは第1回「JAPAN MOBILITY SHOW 2023(ジャパンモビリティショー2023:JMS2023)」(以下、JMS2023)で、ハコ型モビリティのコンセプトカー新型「KAYOIBAKO(以下、新型カヨイバコ)」を初公開しました。

【画像】めちゃカッコイイ! ”次期型bB”ことトヨタ「カヨイバコ“bB+ CONCEPT”」を画像で見る(20枚)

 箱型ボディで様々な使い方が提案されているモデルですが、どうモデルのバリエーションの中に、懐かしい車名を冠した「bB+コンセプト」と記載されたモデルが存在します。

 ではなぜこのような記載が行われたのでしょうか。今回は、カヨイバコを扱うトヨタの担当者に話を聞きました。

 カヨイバコは、「好きなときに・好きな場所で・好きなことができるモビリティの未来を目指して」をコンセプトにした、箱型ボディのコンパクトなバッテリーEV(BEV:電気自動車)です。

 カヨイバコのイメージ画像では、ビジネスからプライベートまで幅広いニーズに合わせて、さまざまな活用法が提案されています。

 利用イメージには白いボディをまとった配送仕様や移動販売など、ビジネス利用での提案、アースカラーをまとったボディに、アウトドア・キャンパー利用として提案されている画像が確認できます。

 そんななか、画像ギャラリーのひとつに夜の都会を背景にした黒いカヨイバコも紹介されています。

 ローダウン化や大径ホイールが装備された“ワルっぽい”バージョンとなっており、フロント中央部には「bB+CONCEPT」の文字が点灯していることが確認できます。

 bBといえば、かつてトヨタが2000年から2016年まで発売していたコンパクトハイトワゴンです。

 当時アメリカの若者で安価に手に入るバンを改造して乗る文化があり、それをヒントに誕生モデルです。こうした若いユーザー層を主なターゲットに見据えた戦略が支持され、デビュー早々から人気モデルとなっていました。

 ではなぜカヨイバコの提案にbBの名を称したモデルがあるのでしょうか。カヨイバコを担当するトヨタの担当者に話を聞きました。

 まず、bB+コンセプトのテーマについて以下のように話します。

「白いボディはビジネスなどオンの状態、もうひとつオフの状態であるキャンパー仕様で、さらに提案のひとつとして、bBコンセプトは“ワルな”スタイリング、そういった世界観でつくられました」

 公開されていた画像も夜の都会に馴染んだサイバーな雰囲気となっています。

 ではなぜ数あるトヨタ車のなかでなぜbBが選ばれたのでしょうか。

「今回JMS2023での社長のプレゼンのなかにもありましたが、『愛車』という部分をテーマに、カヨイバコは70%は我々でつくって30%はお客さまにカスタマイズしてもらうような仕様となっています。

 キャンパー仕様、配送仕様、移動販売車などさまざまな使い方ができ、より愛車にしてもらうというのがコンセプトです。

 そのなかのひとつとして“悪さ”という部分で、トヨタの持っている価値観、世界観のなかで『bBいいね』となり選ばれていました。

過去のbBを意識している部分としては、大径タイヤにローダウンという部分ですね。ただ実際にトヨタとしてローダウンモデルを出すのかはわかりませんが…」

 残念ながら、今回JMS2023の会場でbB+コンセプトの実車展示はありませんでした。実車展示がない理由について「特にない」との回答でしたが、実際に問い合わせや「bB+コンセプトはどこにあるの」など、すでに多くの反響の声が届いているといいます。

※ ※ ※

 では今後市販車として販売される可能性はあるのでしょうか。これについて担当者は以下のように話します。

「あくまでコンセプトカーなので社内でどのようになるかはまだ決まっていません。

 ですが今回JMSの反響次第、皆さまの応援でというところでお待ちしている次第です」

「担当としてはぜひやりたいと思っています」とも話しており、“bB復活”の未来はなくはないといえるかもしれません。

こんな記事も読まれています

6億円超えの「1800馬力V16NA」搭載!? 新型「ハイパーカー」世界初公開! 斬新“上開きドア”&すごいアナログメーター採用! 歴代初ハイブリッドの「ブガッティ」発表
6億円超えの「1800馬力V16NA」搭載!? 新型「ハイパーカー」世界初公開! 斬新“上開きドア”&すごいアナログメーター採用! 歴代初ハイブリッドの「ブガッティ」発表
くるまのニュース
フェラーリF1、カナダで起きたPUトラブルの解決策を見出す。ルクレールは「修正した」と懸念なし
フェラーリF1、カナダで起きたPUトラブルの解決策を見出す。ルクレールは「修正した」と懸念なし
AUTOSPORT web
[カーオーディオ 逸品探究]イタリア発ハイエンドブランド「クワトロリゴ」の旗艦スピーカー『OPUS』の魅力に迫る!
[カーオーディオ 逸品探究]イタリア発ハイエンドブランド「クワトロリゴ」の旗艦スピーカー『OPUS』の魅力に迫る!
レスポンス
トヨタ新型「カローラ」いつ登場!? 新パワートレイン搭載で「めちゃ燃費アップ」も? デビュー6年目の「超人気セダン&ワゴン」次期型どうなるのか
トヨタ新型「カローラ」いつ登場!? 新パワートレイン搭載で「めちゃ燃費アップ」も? デビュー6年目の「超人気セダン&ワゴン」次期型どうなるのか
くるまのニュース
進む高速料金所ETC専用化 NEXCO西日本と本四高速が車載器購入助成 7月22日から
進む高速料金所ETC専用化 NEXCO西日本と本四高速が車載器購入助成 7月22日から
バイクのニュース
BMW新型「X3」世界初公開!  第4世代に進化した世界で人気の“ミドルSUV”はどう変わった?
BMW新型「X3」世界初公開! 第4世代に進化した世界で人気の“ミドルSUV”はどう変わった?
VAGUE
40系『ヴェルファイア』をスポーティに演出! ブリッツのエアロキットに3アイテムが新登場
40系『ヴェルファイア』をスポーティに演出! ブリッツのエアロキットに3アイテムが新登場
レスポンス
真夏の旧車ライフは「電動クーラー」で問題解決!「510ブル」「縦目ベンツ」「ビートル」の装着例を紹介します
真夏の旧車ライフは「電動クーラー」で問題解決!「510ブル」「縦目ベンツ」「ビートル」の装着例を紹介します
Auto Messe Web
2.6Lエンジンでパワーもトルクもアップ。ブリスターフェンダーには50/55偏平タイヤを装着。【GTmemories12 A183Aスタリオン ダイジェスト(3)】
2.6Lエンジンでパワーもトルクもアップ。ブリスターフェンダーには50/55偏平タイヤを装着。【GTmemories12 A183Aスタリオン ダイジェスト(3)】
Webモーターマガジン
全長13mで8人乗り! ホンダ「最上級マシン」に乗れる! 憧れの「ホンダジェット」で自由に移動できる「斬新サービス」が開始!
全長13mで8人乗り! ホンダ「最上級マシン」に乗れる! 憧れの「ホンダジェット」で自由に移動できる「斬新サービス」が開始!
くるまのニュース
レクサス充電ステーション、全BEVユーザーに開放…利用前日から最大2時間の事前予約が可能
レクサス充電ステーション、全BEVユーザーに開放…利用前日から最大2時間の事前予約が可能
レスポンス
N-VAN e:って「モバイルバッテリーパック採用」じゃないのか……って残念がる声! 現実を考えればいまのN-VAN e:が正解だった
N-VAN e:って「モバイルバッテリーパック採用」じゃないのか……って残念がる声! 現実を考えればいまのN-VAN e:が正解だった
WEB CARTOP
日本と英国とのつながりを独自に表現した2モデルのレンジローバーSVの特別限定モデルがデビュー
日本と英国とのつながりを独自に表現した2モデルのレンジローバーSVの特別限定モデルがデビュー
カー・アンド・ドライバー
悪路なんて走らないしアウトドア趣味もない! それでも人気のSUVでしか得られないメリットを探したらけっこうあった!!
悪路なんて走らないしアウトドア趣味もない! それでも人気のSUVでしか得られないメリットを探したらけっこうあった!!
WEB CARTOP
前席のみの三菱新型「2人乗り軽バン」アンダー150万円で買える“新仕様”登場! 新型「ミニキャブEV」発売
前席のみの三菱新型「2人乗り軽バン」アンダー150万円で買える“新仕様”登場! 新型「ミニキャブEV」発売
くるまのニュース
ポルシェ911買うなら必見!人気の年式やおすすめグレードまで【人気のクルマ中古購入ガイド】
ポルシェ911買うなら必見!人気の年式やおすすめグレードまで【人気のクルマ中古購入ガイド】
グーネット
Bigなキャンペーン、Bigなキット!amtの大いなる賭け、レベルの帰還、そして…【アメリカンカープラモ・クロニクル】第29回
Bigなキャンペーン、Bigなキット!amtの大いなる賭け、レベルの帰還、そして…【アメリカンカープラモ・クロニクル】第29回
LE VOLANT CARSMEET WEB
自動車メーカーの「認証不正」でも話題となった「JNCAP」って何? 実は「国の基準」と違う? 認証とJNCAPでズレも… 今後の課題とは
自動車メーカーの「認証不正」でも話題となった「JNCAP」って何? 実は「国の基準」と違う? 認証とJNCAPでズレも… 今後の課題とは
くるまのニュース

みんなのコメント

4件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

160.5193.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

10.0158.0万円

中古車を検索
bBの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

160.5193.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

10.0158.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村