■6200ccエンジン搭載! 究極の「爆速スポーツカー」に限定車登場
ゼネラルモーターズ・ジャパンは2023年10月5日、シボレーブランドのスポーツカー「カマロ」に最終章を飾る限定モデル「ファイナル エディション」を追加し販売を開始しました。
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カマロは、1967年に初代モデルが誕生した後輪駆動のスポーツクーペおよびコンバーチブルモデルです。
車名の「カマロ」は「カマラード(友人・仲間)」を由来とするもので、アメリカ車では同時代に登場したライバルのフォード「マスタング」やダッジ「チャレンジャー」などと並び、世界中で根強い支持を集め続けてきた、半世紀以上にわたる歴史を持つモデルです。
2015年に誕生した現行型で6世代目となり日本市場でも販売が行われていましたが、クルマの電動化やカーボンニュートラルが進められる昨今の時代を背景に、2024年1月に終了しその歴史に幕を閉じると発表されています。
現行カマロ(日本仕様)のパワーユニットは、もっとも高性能なモデルで最高出力453馬力・最大トルク617Nmを発揮する6.2リッターのV型8気筒OHVエンジンや3.6リッターV型6気筒エンジン、さらに2リッター直列4気筒ターボエンジンなど、多彩なエンジンラインナップを用意し、様々なユーザーのニーズに応えてきました。
さらに本国である米国では、よりハイパフォーマンスな最高出力650馬力、最大トルク650lb-ftを発揮する「ZL1 1LE」グレードを設定するなど、もはやスーパーカーと張り合える超高性能モデルも展開しています。
今回発表されたカマロ ファイナル エディションは「カマロ SS」をベースとした国内限定50台のスペシャルモデルで、6.2リッターV型8気筒エンジンを搭載し10速ATを組み合わせたモデル。
ボディカラーにはブラックとホワイトパールの2色が用意され、ルーフトップにまで伸びるセンターストライプが施されたことでシンプルながらも力強い白と黒の強烈なコントラストが目を引く2トーンカラーに仕上げられています。
また、インテリアはラギッドな「ジェットブラック」で統一されたシックな印象で、フロントシートには特別なレカロ製のパフォーマンスバケットシートが奢られました。
さらに“特別な一台”であることを主張する「限定車専用プレート」をステアリング下部と助手席グローブボックス左上部に装着したほか、フロアマットも専用品となっています。
グローバル・シボレーのバイスプレジデントであるスコット・ベル氏は、2024年1月に予定されるカマロの生産終了について、「後継モデルについては明かせる段階ではありませんが、これが『カマロ』の物語の終わりではありません」と語っており、また「カマロのパフォーマンスの高さはシボレーブランドのDNAに欠かせない要素であり、今後もEVなどあらゆる選択肢を含めて、爽快な走りを楽しめるモデルを提供していく」と発表しています。
※ ※ ※
新型カマロ ファイナルエディションの車両価格(税込)は940万円。販売台数は限定50台で、ボディカラーはブラックが30台、ホワイトパール20台が用意されます。
デリバリーは2023年12月上旬からのスタートを予定しているということです。
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