Audi Q4 e-tron
アウディ Q4 イー トロン
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電動SUV「Q4 e-tron」、4月14日にワールドプレミア
来たる4月14日に、アウディの電動SUV「Q4 e-tron」がワールドプレミアされる。コンセプトSUV「Q4 e-tron concept」を源流に持つこのモデルは、先駆けてデビューした「e-tron SUV」や「e-tron Sportback」、ハイパフォーマンスモデルの「e-tron GT」に続く、本格EV時代の到来を告げる量販モデルとして、大きな注目が集まっている。
エモーショナルなデザインも見どころ
Q4 e-tronは、広く上質なキャビン空間や多様な用途に対応できる使い勝手の良さ、さらには最新設計のモジュラー電気駆動システム「MEB」の採用など、全方位に優れた長所を持つモデルとして登場するが、ユーザーを惹きつけるエモーショナルなスタイリングが与えられたことも見どころの一つ。
ボディ寸法は全長4590×全幅1865×全高1613mmのコンパクトSUVサイズ。2020年7月に発表されたコンセプトモデルのボディラインや細部の意匠を市販モデルに落とし込むためには、デザインモチーフの段階から緻密に設計することに加えて、それをカタチにする生産製造部門にも高い技術が求められる。
理想のカタチを実現するために、製造部門も全面協力
この重要な作業の責任を担うのは、デザイナーのビジョンを現実のクルマへと転換する役割を担うアウディの金型製作チームになる。工程の設計者は開発の初期段階からデザイナーと協議し、実現の可能性を検討。Q4 e-tronでは、ドイツの2つの拠点の金型チームが作業を分担して行ったという。具体的には、インゴルシュタットのスペシャリストがサイドパネル/ドア/ルーフを担当し、ネッカーズルムのチームがボンネット/テールゲートを担当している。
パーツを形作る金型製作の現場でも、緻密な工程が注がれる。1つの金型を製作するために、数万時間に及ぶ手作業と最大500のパーツが必要で、大きな金型ともなると組み立てるだけでも数ヵ月はかかるという。
高い精度を積み重ねることで、唯一無二のスタイリングを具現化
組み立て後は多くの最適化作業を実施することで精度の確認を行うが、その精度は数千分の1ミリ単位の調整が行われる。シートメタルの曲面部分に小さなヒケ(窪み)や許容できないバルジ(膨らみ)がないかどうか、あるいは製造工程の各段階の後、パーツにほとんど識別できない薄化や微細なしわがないか、というレベルまで確認されるというのだ。
その後、ようやく量産開始となるが、そこでも複雑な工程が求められる。ツヴィッカウのプレスラインを例に挙げれば、サイドパネルを形成するために合計6つの製造行程が必要となり、それぞれが専用の金型を使用する。サイドウインドウ周囲の領域でシートメタルをトリミングするほか、細かいエッジとラインを形成したり、組み立て用のホール、複雑なアンダーカットの作成を行うのだが、シートメタルはわずかに元の形状に戻ろうとする傾向があるため、各作業ステップで微調整も必要になるという。
これら最高レベルの技術と膨大な手間を各々のパーツに注ぐことで、ユーザーを強く魅了する、Q4 e-tronの唯一無二のスタイリングが描かれるのだ。
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