ステランティス、中国から格安EV導入か
欧米系の自動車メーカーであるステランティスは、中国の新興企業リープモーターの欧州販売について「評価中」だ。安価な小型EVが広く投入される可能性がある。
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ステランティスは26日、リープモーターの株式20%取得を発表したが、これによりリープモーターのモデルを中国国外に輸出する独占権を得た。早ければ2024年から新合弁会社を通じて欧州販売を開始する予定だという。
リープモーターはすでにフランスで小型EV「T03」を販売しており、頭金なしで月々99ユーロ(約1万6000円)から購入できる。T03の全長は3620mmで、1回の充電での航続距離は280kmと謳われている。
T03は中国では補助金込みで4万9900元(約100万円)から販売されているが、欧州では輸送費、輸入関税、安全装置の改造費などが加算され、価格は一般的に2倍になる。リープモーターは他にもSUVのC11を15万5800元(約320万円)から、セダンのC01を14万9800元(約310万円)から販売している。
ステランティスがリープモーターの低価格EVを広く導入すれば、環境規制の強まる欧州で有利に働くだろう。英国では来年から、メーカーに対し一定割合のZEV(ゼロ・エミッション車)販売を義務付ける。
市場調査会社データフォースによると、ステランティスは現在、英国におけるEV普及率でライバルに遅れをとっており、傘下ブランドのヴォグゾール(オペルの英国版)とプジョーが昨年10月から今年9月までの1年間でそれぞれ15%で社内トップとなる。他にアルファ・ロメオ、シトロエン、DS、フィアット、ジープも電動化を急いでいる。
欧州ではEVの価格競争が激化しつつある。リープモーターT03の価格は、英国で市販されている中で最も安価なBYDドルフィンの2万5490ポンド(約470万円)を下回る可能性が高く、また2024年に発売予定の新型シトロエンe-C3の22000ポンド(約400万円)より安くなるかもしれない。
ステランティスは、2030年までに年間50万台のリープモーター車を輸出する計画で、中東、アフリカ、南米など他の市場での販売も評価しているという。
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