WorldRX世界ラリークロス選手権は6月8~10日、ノルウェーで第5戦が行われ、2017年チャンピオンのヨハン・クリストファーソン(フォルクスワーゲン・ポロR スーパーカー)が優勝。シーズン4勝目を上げた。
シリーズ第5戦となるノルウェーRXは、ノルウェー・ヘルにあるサーキットが舞台。全長1.019km、ターマック(舗装路)63%、ダート37%の構成で争われた。全車に消化義務が課される遠回りセクション“ジョーカーラップ”は1コーナー先に設けられた。
世界ラリークロス第4戦:セミファイナルで同士討ちもフォルクスワーゲンが今季3勝目
シリーズ連覇を目指すクリストファーソンは、セミファイナル進出をかけた4つのクオリファイヒートすべてでトップタイムを記録する圧倒的なパフォーマンスを披露。セミファイナル1でも2番手に2秒近いギャップをつけてトップチェッカーを受けて、ファイナルのポールポジションを獲得する。
セミファイナル2はプジョーワークス所属のティミー・ハンセン(プジョー208WRX)が勝利。ファイナルの1列目グリッドを確保した。
ファイナル2列目はアンドレアス・バッケルド(アウディS1 EKS RXクアトロ)、マティアス・エクストローム(アウディS1 EKS RXクアトロ)とEKSアウディスポーツ勢が確保。
3列目にはペター・ソルベルグ(フォルクスワーゲン・ポロR スーパーカー)、ケビン・ハンセン(プジョー208WRX)がついた。ここまで全戦で表彰台を獲得してきたセバスチャン・ローブ(プジョー208WRX)はファイナル進出を逃している。
迎えたファイナルのスタート、ポールのクリストファーソンが危なげない蹴り出しをみせた一方、ティミー・ハンセンはやや出遅れて、エクストロームにアウトから並ばれる形に。
ライン取りがタイトになったティミー・ハンセンはアウト側にいるエクストロームの右リヤに接触すると、その反動でマシンがイン側へ。すると、ティミー・ハンセンの右後方にいたバッケルドが衝突して、Tボーンクラッシュするような状態になってしまう。
2台のマシンは1コーナーのグラベル手前でストップしたものの、最後尾まで後退。優勝争いからは脱落してしまった。
ティミー・ハンセンと軽く接触したエクストロームと、最後尾スタートのケビン・ハンセンは、スタート直後にジョーカー・ラップを消化したため、上述の混乱をかき分けたソルベルグが最後尾から2番手までジャンプアップを果たす。
これでトップを走るクリストファーソンとソルベルグのフォルクスワーゲンがワン・ツー体制。3番手にエクストローム、4番手ケビン・ハンセンと続く。後方につける2台は、すでにジョーカーを消化しているため、フォルクスワーゲンの2台がジョーカー消化までに充分なギャップを築けるかが勝負の分かれ目になった。
トップを走る2台のうち、先に動いたのは2番手を走るソルベルグ。3番手エクストロームとのギャップを約2.1秒とした5周目にジョーカーを消化する。しかし、ポジションを守り切るにはギャップが足りず、3番手に後退してしまう。
逃げるトップのクリストファーソンは4.199秒のマージンを築いたファイナルラップにジョーカーを消化。エクストロームの0.8秒前でコースに復帰すると、エクストロームに仕掛ける隙を与えずにクリストファーソンがトップチェッカー。週末に行われた全セッションを制覇する完全勝利を成し遂げた。
「間違いなく最高の週末だったよ!」とクリストファーソン。
「どんな状況でも、どのレースでも、マシンのフィーリングは完璧だった。ラリークロスでは、これこそがもっとも重要なものなんだ」
2位はエクストロームが獲得、3位にソルベルグが入り、ホームレースを表彰台フィニッシュで飾っている。
WorldRX第6戦は6月30~7月1日、スウェーデンで行われる。
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