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アロンソ、予選5番手から目指すは表彰台! 「できすぎな話で笑っちゃう。でもチャンスがあれば獲りに行く」|F1バーレーンGP予選

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アロンソ、予選5番手から目指すは表彰台! 「できすぎな話で笑っちゃう。でもチャンスがあれば獲りに行く」|F1バーレーンGP予選

 バーレーン・インターナショナル・サーキットで開催されているF1開幕戦バーレーンGP。3月4日に行なわれた予選では、フェルナンド・アロンソ(アストンマーチン)が5番手に食い込む好リザルトを記録し、決勝レースでは表彰台を目指していくと意気込んだ。

 アロンソとアストンマーチンは、プレシーズンテストの段階から今シーズンのダークホースになるのではないかと噂されていた存在だが、アロンソは上位に進出する可能性については、ずっと慎重な姿勢を見せてきた。しかしバーレーンGPがスタートすると、テスト同様に速さを発揮。FP2、FP3とトップタイムをマークし、メルセデスを超えてトップ3チームに加わるという噂は、どんどん現実味を帯びていった。

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 そして迎えた予選でも、アロンソの速さは変わらなかった。彼は予選Q3でレッドブル、フェラーリの4台に次ぐ5番手タイムを記録。メルセデスのルイス・ハミルトンとジョージ・ラッセルを退けてみせた。

 アストンマーチンが注目を集めていた点には、優れたレースペースの存在もある。そのため決勝レースに向けてフェラーリを相手にし、表彰台を狙えると思うかとアロンソは尋ねられることになったが、彼は不可能ではないと考えているようだ。

「まあ、そうだね。開幕戦から表彰台を目指しているなんて、笑ってしまうよ。できすぎな話だ」

「でも確かにこれまで僕らのクルマが示してきたこと、そしてアストンマーチンのマシンがかなりタイヤマネジメントに優れていることを考えれば、表彰台のチャンスがあれば、それを獲りに行くつもりだ」

 そしてアロンソは、アストンマーチンがフェラーリとメルセデスに挑むというのは「少し非現実的だ」と考えていることも認めている。

「実際のところ、僕らは自分たちが3番手か4番手、5番手周辺だろうと分かっていた」

「素晴らしかったよ。週末全体が、僕らにとっては非現実的だった。ひとつひとつのセッションや、マシンパフォーマンスの全てが、できすぎな話のようだった」

「予選では、レッドブルから0.5秒差くらいだろうと予測していたんだ。つまり大体は当たっていたということだ」

 こうして好位置から開幕戦の決勝レースを迎えることになったアロンソだが、チームは2023年の勢力図としては依然としてレッドブル、フェラーリ、メルセデスの3チームが“アンタッチャブル”な存在になると考えており、中団トップの位置をしっかりと狙っていくことを期待していたのだと語った。

 そして彼は更に次のよう続けた。

「繰り返しになるけど、5番手からスタートして、それ以上の位置を狙えるかもしれないなんて話すのは、変な感じがする」

「正直に言って、僕らはあの3チームが昨年築いたアドバンテージもあって、今年もアンタッチャブルな存在になると考えていた。自分たちは中団グループをリードできないかと思っていたんだ」

「でも今は5番手スタートで、フェラーリと表彰台を争えるかもしれない、なんて話をしている。だから信じられないほどの状況なんだ」

「自分たちの仕事を続けよう。地に足をつけて、可能な限り最高の方法でレースをしていこう」

「ミスをせず、良いスタートと良いピットストップでね。それで僕らがどこに位置するか見てみよう。でもこれまでのところは、夢を見ているようだ」

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