レヴァンテに続くマセラティのSUV第二弾がグレカーレである。グループのメリットを活かしたプラットフォーム採用も注目点だ。(Motor Magazine2023年3月号より)
ライバルのポルシェ マカンを意識した仕上がり
マセラティのSUV第二弾となるグレカーレ。同じステランティスグループとなるアルファロメオが開発したジョルジョプラットフォームを採用した最新モデルである。ちなみにこのプラットフォームは、ステルヴィオやジュリアにも使われているが、グレカーレが採用するにあたり、専用に改良が施されているという。
●【くるま問答】ガソリンの給油口は、なぜクルマによって右だったり左だったりするのか
日本市場で発表されたバリエーションは、最高出力300psのマイルドハイブリッド「GT」、330psのマイルドハイブリッド「モデナ」、MC20にも搭載されるマセラティが独自に開発した3L V6ネットゥーノエンジンを搭載した530psの「トロフェオ」である。さらに、2024年に100% BEVとなる「フォルゴーレ」がここに加わる。
そんなグレカーレの日本仕様の「GT」にほんの短時間だが都内で試乗する機会を得たので簡単な印象を報告したい。
ファミリーらしいエクステリア。エンジンサウンドには刺激が欲しい
まずはエクステリアである。マセラティファミリーであることがすぐにわかるデザインが採用されている。インテリアは新世代に相応しく、デジタル化され、スマホとの連携も強化、ADASもマセラティの持つ最新の機能が採用されている。
走り出しは、マイルドハイブリッドの効果もあり、アクセルペダルの踏み込みにスムーズに反応する。エンジンは4気筒だがその気になればかなりキビキビを走らせることができる。ただそんな時のエンジンサウンドは、もう少しマセラティのモデルらしい迫力が欲しいところ。
グレカーレの競合車は、ポルシェの人気SUVマカン。価格帯も近いところにあり、マカンからの乗り換えやマカンの購入を検討している人に訴求したいはずだ。すでにデビューからかなり時間の経過しているマカンに対し、最新モデルのグレカーレ。ライバルのこともじっくりと研究されていることがわかる仕上がりだった。機会があれば同じ状況でマカンと比較試乗してみたいと思う。(文:Motor Magazine編集部 千葉知充/写真:井上雅行)
マセラティ グレカーレ GT主要諸元
●全長×全幅×全高:4846×1948×1670mm
●ホイールベース:2901mm
●車両重量:1870kg
●エンジン:直4DOHCターボ+モーター
●総排気量:1995cc
●最高出力:220kW(300ps)/5750rpm
●最大トルク:450Nm/2000-4000rpm
●トランスミッション:8速AT
●駆動方式:4WD
●燃料・タンク容量:プレミアム・64L
●タイヤサイズ:235/55R19
●車両価格(税込):896万円
[ アルバム : マセラティ グレカーレ GT試乗 はオリジナルサイトでご覧ください ]
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