10月21日、2023年MotoGP第16戦オーストラリアGP MotoGPクラスの土曜日セッションがフィリップ・アイランド・サーキットで行われ、レプソル・ホンダ・チームのマルク・マルケスは予選で7番手を獲得し、決勝は15位でフィニッシュ。ジョアン・ミルは予選16番手、決勝はリタイアで終えている。
日本勢の中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は予選21番手、決勝は19位となっている。また、アレックス・リンス(LCRホンダ・カストロール)は足の痛みから土曜以降のセッションは欠場となっている。
ザルコ初優勝【順位結果】2023MotoGP第16戦オーストラリアGP 決勝
日曜日に悪天候が予想されることから急遽日程が変更され、土曜日に予選と決勝が行われるという、ライダーたちにとってややハードなスケジュールとなった。朝のフリー走行2回目ではマルケスが1分29秒412の2番手、ミルは1分30秒250の13番手で終え、予選に向けて最後の調整を行った。
続いて行われた予選Q1ではマルケス、ミルのふたりを含む全ライダーがフロントにミディアムタイヤ、リヤにソフトタイヤを選択。マルケスは1度目のアタックで自己ベストを上回る1分28秒544をマークする。さらに、終了間際のラストアタックで1分28秒237まで短縮させて2番手に食い込み、予選Q2進出を果たした。
マルケスは予選Q2では序盤にアタックを行わず、終盤からアタックを開始し、一発勝負のアタックで1分28秒012をマークして、7番手を獲得。また、ミルは予選Q2進出は果たせなかったものの、予選Q1の序盤から自己ベストを更新していき、最後のアタックでは1分28秒841まで縮めて16番グリッドとなった。
午後の決勝レースでマルケスは好スタートを切るも、1コーナーの進入でややポジションを下げてしまう。その後すぐに追い上げ、5周目には5番手に浮上し、表彰台も狙える位置を走行。しかしフロントにハードタイヤ、リヤにソフトタイヤを履いていたマルケスは、中盤以降はタイヤの消耗を押さえるためにペースをセーブ。次々と先行を許して後退する展開となり、転倒なく完走を果たしたものの、最終的には15番手までポジションを落としてのチェッカーとなった。
ミルも好スタートを決めてポイント圏内に浮上すると、その後ルカ・マリーニ(ムーニーVR46レーシング・チーム)とバトルを繰り広げていく。一時は14番手にポジションを上げたが、11周目にマリーニとの接触により4コーナーで転倒。一度は再スタートを切ったが、ピットに戻るとそのまま走行を終え、2戦連続でのリタイアとなってしまった。
■マルク・マルケス(予選:7番手、決勝:15位)
「昨年は、ソフトタイヤを選択したことが功を奏し、表彰台に立つことができたけれど、今年は同様の賭けがうまくいかなかった。もっと遅いペースでの決勝を予想していたけれど、スタートしてすぐにホルヘ・マルティンがペースを上げたから、速いペースの決勝になると考えたんだ」
「スタートしてから10周ほどは、フランセスコ・バニャイアやヨハン・ザルコといいバトルができて、レースを楽しめた。その後は戦略を変更し、タイヤの消耗なども考えて、完走を目指したんだ。明日の天気がどうなるか、見極めたいと思っているよ」
■ジョアン・ミル(予選:16番手、決勝:リタイア)
「今日のレースは難しく、残念な結果となってしまった。タイヤの消耗を押さえながら自分のレースをしようと思い、データ分析を元に最適な走りに徹したんだ。実際、決勝終盤の状況を見れば、僕たちの戦略は正しかったと思う」
「しかし、僕を追い抜こうとしたマリーニと接触し、フロントタイヤのグリップを失って転倒してしまった。ライダーたちのバトルが激しくなる後方でのレース運びは難しいね。でもこれがレースだから、明日は気持ちを切り替えてがんばるよ」
■中上貴晶(予選:21番手、決勝:19位)
「周回数が多い決勝で、十分に攻めることができませんでした。いくつかのパッケージを用意していましたが、まだ調整が必要でした。明日のスプリントでは、フロントエンドのフィーリングをもっと掴み、よりよい走りができると思います」
■アレックス・リンス(欠場)
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