ツインリンクもてぎで行なわれている2021年スーパーGT第4戦もてぎ。その決勝日には同カテゴリーを統括するGTアソシエイション(GTA)の坂東正明代表が公式記者会見を行ない、コロナ禍が続く中での今後の展望などについて話した。
2020年初頭に新型コロナウイルスが猛威をふるいはじめて以降、スーパーGTは海外戦の開催を見合わせている。2022年シーズンの開催カレンダーについてどのような構想を考えているかと尋ねられた坂東代表は、GTAとしての方針・意向を既に各オーガナイザーに伝えていることを明かし、次のように続けた。
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「マレーシアとタイに関しては、今の状況下では渡航が難しいと判断し、来年は国内の8戦にしたいと考えています」
「開幕戦においても色々と考えましたが、現行と同じく岡山から始まるという方針でして、富士が2戦、鈴鹿が2戦、あとは各サーキット(岡山、SUGO、オートポリス、もてぎ)で1戦ずつという格好で考えています」
坂東代表はさらに、コロナ禍の収束がいつになるか分からない状況で海外戦について議論をするのは難しいとしながらも、暖かい気候のタイ、マレーシアで行なわれる海外戦を“ウインターレース”として開催するのもひとつの選択肢だと述べた。
「来シーズンの最終戦を12月初旬に開催して、その後暖かいところでテストをしたい訳です。12月に(車両を海外へ)持って行くのであれば、船積みを早くしてなおかつ全車持っていくことで、1月2月にタイ戦、マレーシア戦をウインターレースとしてできないかと思っています」
「そして3月にマシンを持って帰ってきて、テストをやって4月に(岡山戦を開催する)。それを見越して、今やってる岡山戦を4月2週目ではなく3週目に開催するというのを来年からやってみて、23年にその時期までに(国内に)戻って来られてレースができるかというのをテストしてみたいです」
また坂東代表は、シーズンを通して国内主要レースカテゴリーが切れ目なく続く現状を受けて、一定期間“夏休み”を設ける構想なども議論していきたいと明かした。これらの今後の動向に注目だ。
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