ハースF1チーム代表を長年務めたギュンター・シュタイナーは、チームが彼の離脱を発表したことについてコメントし、チームメンバーたちに正式に別れの挨拶をする機会を与えられないまま去らなければならなかったことが「辛かった」と明かした。
2023年にコンストラクターズ選手権最下位に終わった後、チームオーナーのジーン・ハースは上層部の体制変更を行うなかで、シュタイナーとの契約を延長しないことを決め、後任にディレクター・オブ・エンジニアリングを務めてきた小松礼雄を選んだ。
フェラーリとの提携に満足の一方で、結果を出せていないことに戸惑うハースF1オーナー「彼らに近づく必要がある」
チームが1月10日に発表したプレスリリースのなかに、シュタイナーのコメントは含まれていなかった。シュタイナーは、13日、バーミンガムで開催された『オートスポーツ・インターナショナル2024』に登場し、ファンに向けて話をするなかで、自分の解任の通知をクリスマスと新年の間に受け、ハースのメンバーたちに別れを告げる機会を与えられなかったと明かした。
メインステージに立ったシュタイナーは、『Sky Sports F1』のコメンテーター、デイビッド・クロフトに対して、「まず、私の方から話をさせてもらっていいだろうか」と切り出した。
「ハースF1から去る際に、何人かの人たちに感謝の気持ちを伝える機会がなかった。やめる時にきちんと別れの挨拶ができなかったチームメンバー全員に、ありがとうと言いたい」
「私が所属している間に応援してくれたすべてのファンにも(ありがとうと)言いたい。私を応援してくれたこと、今も応援してくれていることについて、皆さんに感謝の気持ちを伝えたい。本当にありがたいと思っている」
「(別れの挨拶ができなかったことは)辛かった。だが彼らは私のことを分かってくれている。私が感謝しているということを知っているのだ。『みんな、チームのためにしてくれたことにお礼を言うよ』と伝えられれば一番いいんだけどね」
シュタイナーは、自分を解任するという決定に驚いたものの、チームオーナーはそういった決定を下す権利を持っていると認めた。シュタイナーはまた、2016年にハースがF1にデビューして以来、F1は大きく変化し、現在のチームの方針は時代遅れになった可能性があると示唆した。
ジーン・ハースとシュタイナーは、チームの将来について異なるビジョンを持っていたといわれる。シュタイナーはチームのパフォーマンス向上のためには投資が必要だと考えていたが、ジーン・ハースは、現在の支出レベルを維持し、効率を重視することを望んだ。
「今のモデルを導入して以来、F1は大きく変化した」とシュタイナー。
「COVIDのパンデミック後に、F1は非常に大きく成長した。予算制限が導入され、予算制限への対応の仕方によって、大きな変化が訪れたのだ」
「他のチームは皆、それに向けて準備をしていた。いま準備をしているのではない。数年前、3年前、あるいは昨年に準備を始めたからだ」
「ジーン・ハースの将来に向けた計画について、私は知らない。彼はそれを私と共有しなかったし、共有する必要はない。今となっては、私としてもさほど興味がないしね」
シュタイナーは、自分の今後について明言を避け、急いで選択するつもりはないと語った。
「F1が私を必要としているかどうかは分からない。現状からして、私は急いではいない」
「興味深いこと、私にとって挑戦になることがあれば、ということだ。ただF1にとどまるためだけに仕事を探すつもりはない。そういうことは望んでいないんだ」
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
ボッタス、PUエレメント交換で5グリッド降格が決定。RB勢はエキゾーストを交換/F1第22戦
F1関係者への入国拒否が続くラスベガス。角田裕毅も足止め「危うく帰国させられるところだった。来られてラッキー」
岩佐歩夢の気になる去就。「F1に向いているハイブリッド思考」担当の小池エンジニアが話すローソンとの比較
ラスベガス予選で50G超大クラッシュのコラピント、決勝前に再度メディカルチェックへ。「彼の体調が何より重要」とウイリアムズ
「いきなりステージから現れたんだ」エバンス、WRCラリージャパン“一般車両乱入事件”を語る。当該SSは安全確保のため中止に
ホンダ新型「プレリュード」まもなく登場? 22年ぶり復活で噂の「MT」搭載は? 「2ドアクーペ」に反響多数!海外では“テストカー”目撃も!? 予想価格はいくら?
レクサス新型「小型スポーツカー」がスゴい! “テンロクターボ”×初の6速MTを搭載! 最小SUV「LBX MORIZO RR」どんなモデル?
不要or必要? やっちゃったらおじさん認定!? 「古い」「ダサい」といわれがちな [時代遅れ]な運転法
【悲報】マジかよ!? ホンダ二輪スポンサーのレプソルが2024年限りで契約解消へ
ついにその瞬間がやってきた!!!!! シビックベースの70年代風GTカー[ミツオカM55]が限定100台800万円で販売!!!!! 即売必至か?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
F1ではよくある事