キャンデイレッド塗装のボディはピカピカ! 自動調整式エアサスも装備していた
10月1日に開催された「スーパーアメリカンフェスティバル」(静岡県・富士スピードウェイ)には、アメリカンなクルマが大集結。 様々なイベントが開始された当日、サーキットのメインストレートでは、アメリカで大人気のドラッグレースも開催。1/4マイル(約402.33m)の直線で、スタートからゴールまでのタイムを競うのがこのレース。タイヤから白煙を上げながら走るマシンたちの勇姿はかなり圧巻だった。
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でもって、「スーパーアメリカンフェスティバル」のカーショーで見つけたイチオシの1台。 今回は、クラシカルには思えないほどに美しく磨き上げられたビンテージカーをクローズアップしてみた。
ベースは、1940年式「フォード・セダンデラックス」。今から77年前に作られたクルマなのに、とてもピッカピカなワケは、約20年前にサビサビだったクルマをフルレストアしたこと。 加えて、コツコツと徐々にカスタムを施して今のカタチになったという。
ボディはキャンディレッドに全塗装。「ゴーストフレア」という手法で塗られたサイドの炎風グラフィックが、個性を主張しつつも、同色系にすることでさりがない大人な雰囲気を醸し出す。
フルメッキされたエンジンも美しい。フォード製「350 ZZ-4」タイプを搭載し、シリンダーヘッド上部には走行風をエンジン内部に取り入れる「ラムエアシステム」を導入。 前後バンパーなどのメッキパーツと、程よいマッチングがなされている。
サスペンションには、「アキュエアー」製エアサスをセット。あらかじめ設定した車高を記憶し、走行時などにその車高にオートで変更する調整機構付き。 これにより、普段の走行では車体が路面などに当たらない安心車高に自動で調整。そして、カーショーではご覧の様なローフォルムを実現する。車高調整は車内のコントローラーから行なうこともできる。
ビンテージなクルマながら、カスタムで自分好みにし、加えて最新テクノロジーの投入で使い勝手も向上。お気に入りの愛車と長く付き合う数々の手段を取り入れた、お手本のひとつだと言えよう。
(レポート&撮影:平塚直樹)
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