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2022年のスーパーフォーミュラは全10戦の戦いに。3サーキットで2レース制を採用等フォーマット変更

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2022年のスーパーフォーミュラは全10戦の戦いに。3サーキットで2レース制を採用等フォーマット変更

 1月31日、全日本スーパーフォーミュラ選手権を運営する日本レースプロモーションは、東京都千代田区のaxle御茶ノ水で、2022年のシリーズ開催概要、および『SUPER FORMULA NEXT50プロジェクト』の進捗状況を説明する記者会見を行った。この中で、2022年は3サーキットで2レース制を採用し、全7大会10戦のシリーズとして開催すると発表した。

 2022年のスーパーフォーミュラのカレンダーについては、すでに2021年11月25日の段階で、JAF日本自動車連盟からカレンダーが公示されていたが、新たな施策として、年間の3大会が“土日2レース制”を採用することになった。

JAF、SFおよびSFライツの統一規則変更箇所を発表。SFは年間使用可能エンジンが2基に

 すでに1月5日の段階で、JAFからはこの2レース制採用に対する統一規則の変更がなされていたが、JRPは「参戦するドライバーの活躍の場、ファンの皆さまの応援の場をより広げるべく、2022年につきましては年間3大会において“土日2レース制”を導入することで、年間シリーズとしては昨年より3戦多い、全7大会10戦として開催致します」と発表した。

 1大会2レースが採用されるのは、第1戦/第2戦の富士スピードウェイ、第7戦/第8戦のモビリティリゾートもてぎ、第9戦/第10戦の鈴鹿サーキットとなる。富士、鈴鹿は1大会2レースのレースに加え、1大会1レースもあり、ふたつの楽しみ方ができそうだ。なお、全戦で給油禁止、タイヤ交換義務はあり。またJAFから公示されているとおり、2レース制の大会でも得点はフルポイントとなる。

 またこれにともない、予選までのフォーマットが変更された。まず1大会1戦の場合は、これまで同様土日の走行となる。土曜日に90分のフリープラクティス1を行い、その後予選が行われる。日曜日は30分のフリープラクティス2、その後決勝という、これまで同様のフォーマットとなる。

 一方1大会2レースの場合は、金曜日に90分間の専有走行が設けられ、土曜はいきなり予選、そして決勝となる。日曜も予選、決勝が行われる。また、公式予選は全戦でノックアウト予選の形式が変更され、Q1、Q2のみの予選に。これについては「予選方式を従来のQ3からQ2までとすることで、セッションの展開をよりスピーディにし、予選の緊迫感を高めること」という狙いだという。またタイヤ本数の削減にも繋がるものだとしている。

 また、2022年はレース距離が177.637km(もてぎ)~196.308km(オートポリス)、スタート時間が14時30分と統一されているのはファンにとっても嬉しいところだろう。「プロの興行として、開演時間が分からないのにチケットを販売するのは良くないと思ってきました」とJRPの上野禎久社長。

 JRPとしては、これらの変更を通じ、チームのタイヤ使用本数の総量を削減するなど、環境負荷低減に向けた取り組みを進め、レース数を増やすことで年間を通じたファンの応援の機会を増やしていくとしている。

2022年全日本スーパーフォーミュラ選手権 レーススケジュール
RoundDateCircuitDistanceStart Time14月9日(土)富士スピードウェイ187.083km14:3024月10日(日)富士スピードウェイ187.083km14:3034月23日(土)~24日(日)鈴鹿サーキット(2&4)180.017km14:3045月21日(土)~22日(日)オートポリス(2&4)196.308km14:3056月18日(土)~19日(日)スポーツランドSUGO190.058km14:3067月16日(土)~17日(日)富士スピードウェイ187.083km14:3078月20日(土)モビリティリゾートもてぎ177.637km14:3088月21日(日)モビリティリゾートもてぎ177.637km14:30910月29日(土)鈴鹿サーキット180.017km14:301010月30日(日)鈴鹿サーキット180.017km14:30

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