9月13日、2024年FIA F2第12戦のフリー走行がアゼルバイジャンのバクー市街地サーキットで行われ、2度の赤旗中断を挟むなか、エンツォ・フィッティパルディ(ファン・アメルスフォールト・レーシング)が最速タイムを記録した。宮田莉朋(ロダン・モータースポーツ/TGR WECチャレンジプログラム)は20番手となった。
週末の走りはじめとなる45分間のフリー走行は、日本時間16時(現地時間11時)に気温28.3度、路面温度34.3度、曇天のもとでスタートを迎えた。
【タイム結果】2024年FIA F2第12戦バクー フリー走行
なお、この第12戦ではルーク・ブラウニング(ARTグランプリ/ウイリアムズ育成)、ガブリエレ・ミニ(プレマ・レーシング/アルピーヌ育成)、クリスチャン・マンセル(トライデント)という、今季FIA F3の上位ランカー3名がFIA F2デビューを飾っている。
このFIA F2のフリー走行が今年のバクー市街地サーキットの走り始めのセッションともなり、序盤はレコードラインを外すと砂埃と落ち葉が舞い上がるシーンがところどころで見られた。
セッション前半は各車慣熟走行に徹するなか、残り時間21分というところでジョセップ・マリア・マルティ(カンポス・レーシング/レッドブル育成)がターン5でスピンを喫し、そのままマシンを止めセッションは赤旗中断となった。また、この赤旗前後から雨粒がパラパラと落ち始めることに。
なお、赤旗前の最速タイムはフィッティパルディがマークした1分58秒244となる。
セッションは残り時間15分で再開された。ただ、グリーンが表示されても各車ピットでステイ。市街地コースかつ雨というリスクのある状況を避けるべく、小雨が過ぎ去るのを待つかのように、コース上は1台も走行しないまま時間が進んだ。
残り時間12分というところでポール・アーロン(ハイテック・パルスエイト)がコースインすると、そのほかのドライバーもコースへ向かい、いよいよ本格的なタイム出しが始まるかと思われた。
しかしセッション残り8分を切ったところで、参戦2戦目のオリバー・ゲーテ(MPモータースポーツ/レッドブル育成)がフロントからターン15のスポンジバリアに突っ込み、2度目の赤旗中断となった。
セッションは残り1分でグリーンとなると、タイム出しはできないが各車コース入り。なお、このセッション終盤は先ほどまでの小雨と曇天から大きく変わり、青空も見え、太陽も照りつける状況となった。
各車アウトラップでチェッカーを受けたことで、フィッティパルディがトップタイムのままセッションは幕を閉じた。0.652秒差の2番手にクッシュ・マイニ(インビクタ・レーシング/アルピーヌ育成)、0.765秒差の3番手にアンドレア・キミ・アントネッリ(プレマ・レーシング/メルセデス育成)という結果となった。
宮田は20番手でバクー初走行を終えた。ただ、昨年のフリー走行最速タイムが1分54秒063(オリバー・ベアマン/プレマ・レーシング)ということからもわかるとおり、各車本格的なタイム出しができないままセッション終了を迎えており、予選に向けては勢力図も予測しにくい状況に違いない。
2024年FIA F2第12戦バクーの公式予選は、F1のフリー走行1回目(FP1)終了後の日本時間20時より30分間で行われる。
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