■燃費N0.1はやっぱりあのクルマ?
国土交通省では、自動車ユーザーの省エネルギーへの関心を高め、燃費性能の優れた自動車の開発・普及を促進するため、燃費の良い乗用車を発表しています。
ガソリンなんて気にしない! 国産車燃費激悪ランキングワースト3!
これまで、日本独自の試験方法「JC08モード」が使われていましたが、2017年の夏以降から国際的な試験方法となる「WLTCモード」に切り替わっています。
今回、国土交通省が公表した「燃費ランキングTOP10」は、JC08モードをもとに制作されていますが、なぜ主流になりつつあるWLTCモードではなく、JC08モードでの公表となったのでしょうか。
国土交通省の担当者は、次のように話します。
「現時点で販売されている車種には、まだJC08モードでしか計測してないものもあり、今回はJC08モードで公表しています。2020年9月以降は、販売されている車種はWLTCモードを表記することになっているため、来年からはWLTCモードの燃費値を比較する予定です」
※ ※ ※
では、令和初かつJC08モード最後の燃費TOP10はどうなるのでしょうか。まずは、「普通・小型自動車部門」から見ていきます。
1位は、エコカー市場をけん引しつづけるトヨタ「プリウス」の39.0km/Lとなり、2位は同じくトヨタの「アクア」が38.0km/Lで続きます。
3位に日産「ノート」とホンダ「フィット」の37.2km/L。5位に2019年9月に発売されたトヨタ「カローラ(セダン)」と「カローラツーリング(ワゴン)」の35.0km/Lがランクインしています。
ここまでは、おおよそ登録車(3ナンバー/5ナンバー)においても販売台数ランキングでの上位に名を連ねるモデルということもあり、「売れているクルマ=燃費の良いクルマ」ということになりそうです。
また、7位はホンダのエントリーセダン「グレイス(34.8km/L)」となり、8位から10位はトヨタの旧型モデル「ヴィッツ」、「カローラアクシオ」、「カローラフィールダー」の34.4km/Lという結果でした。
なお、前出のフィットは先代の3代目モデルとなり、2020年2月に販売された4代目の新型モデルや、ヴィッツの後継モデル「ヤリス」はランキングには含まれていません。[k1]
これは、2019年末時点のデータが基になっていることと、ヤリスはJC08モードでの試験を公表していないためです。
■軽自動車の燃費ランキングは…
普通・小型自動車部門では、売れているクルマが燃費ランキング上位に軽自動車部門では、どのような結果なのでしょうか。
1位は、スズキが販売する「アルト」の37.0km/Lです。1979年の誕生から約40年近い歴史を持つアルトは、初代モデルが47万円から販売されるなど、いまでもスズキを代表するモデルです。また、同じく1位のマツダ「キャロル(37.0km/L)」は、アルトのOEM車となります。
それ以降は、3位スズキ「アルト ラパン(35.6km/L)」。4位にダイハツ「ミラ イース(35.2km/L)」と、そのOEM車となるスバル「プレオ プラス」、トヨタ「ピクシス エポック」がランクイン。
ここまでは、OEMの関係にあるモデルが同じ順位でしたが、7位のマツダ「フレア(33.4km/L)」[k2]は9位のスズキ「ワゴンR(31.0km/)」のOEMとなっていますが、発売時期がフレア(2020年1月)とワゴンR(2019年12月)で異なるため、今回のランキングでは数値に差が出ていると、国土交通省の担当者は説明しています。
また、8位には、スズキ「ハスラー」とそのOEM車となるマツダ「フレアクロスオーバー」が32.0km/Lを記録。
同様にワゴンRと同じ9位にランクインしたダイハツ「ムーヴ」とスバル「ステラ」も31.0km/Lです。
このように軽自動車では、OEMのベース車の燃費数値が良いとOEM車もランクインするという結果となっています。
また、普通・小型自動車部門とは違い、軽自動車市場で売れている背の高いスーパハイトワゴンのホンダ「N-BOX」やダイハツ「タント」、スズキ「スペーシア」はTOP10外でした。
そのため、登録車では燃費を求める傾向にあり、軽自動車では使い勝手を求めるという、日本人のニーズが見えた形となりました。
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みんなのコメント
まぁプリウスがFJクルーザーより燃費が悪くなることは無いけどw