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【コラム】「‘愛のひと押し’と‘愛の高利回り’でドライブを愉しむ」~ホンダ クラリティPHEV

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【コラム】「‘愛のひと押し’と‘愛の高利回り’でドライブを愉しむ」~ホンダ クラリティPHEV

VOL.115 吉田由美のピンポイント&チャームポイント

やっと登場した「ホンダ クラリティPHEV」
クラリティ3兄弟として、去年のホンダのイベントでチョイ乗りして以来、やっと今年7月に発売されました。

【コラム】「「チューブトップ」「ワンショルダー」「ダブルビッグ大開口」」~ホンダ N-VAN(エヌバン)


ちなみに「クラリティ」には水素燃料電池車「クラリティFUELL CELL」。電気自動車の「クラリティ EV」がありますが、どちらも日本では個人で入手できないので、正式発売はこのクラリティのプラグインハイブリッド車「クラリティPHEV」が初。


直列4気筒の1.5Lアトキンサイクルエンジンと2モーターハイブリッドシステムを搭載して、最高出力184PS。最大トルクは315Nm。

プラグインハイブリッドのモデルとしては後出しじゃんけん感があるせいか(?)、面白いドライビング感覚が「クラリティPHEV」には盛り込まれています。


「クラリティPHEV」には「EVドライブモード(ECON)」「エンジンドライブモード」「ハイブリッド(HV)ドライブモード」の3つのドライビングモードがあり、シフトレバー近くのスイッチでモードを切り替えることができますが、なかでも「EVドライブモード」の基本はEV状態。


もちろん、バッテリーに充電している電気が無くなると自然にエンジンで充電するモードに切り替わりますが、意識的にアクセルを強く踏みこまないとエンジンがかからない仕組み。普通に運転していたら、アクセルの突き当りだと思ってしまうところのその先に、実はまだアクセルが踏みこめる量が残っているのです。


うっかりするとこの機能自体に気が付かないかも?実は私も、「あれ?以前試乗した時はわかったのに、このクルマはこの機能が付いていないのかも」と思ったぐらい。つまり、アクセルの2段階方式。たとえるなら、ゴールに着いたと思ったら実はその先にまだゴールある感じ。

「ワンクリック機構」という名前がついていますが、これ、クルマが停止状態でもわかるのです。
「EVドライブモード」では、いかにエンジンをかけないように走らせるか?と悩んだ結果、この方式が採用されたようです。エンジンがかからなければガソリンを使わないので、省燃費になりますから。

なので、その先の世界を知りたい人(エンジンを掛けたい人)は、深く強くクリックの先の世界に飛び込まねばなりませんが・・・・・・まあ、通常走行で、敢えてその領域を行なうシーンはそう多くはないと思います。燃費も悪くなっちゃうし。


でも溜めていた電気が無くなったらどうしたらよいのでしょうか?
「ハイブリッド(HV)ドライブモード」スイッチを長押しして「チャージモード」にするとエンジンで充電しながらモーターに電気を溜めることができます。しかも思った以上にどんどん溜まります!もちろんその場合は、ガソリンが使われますが。

基本、電気を充電して「EVドライブモード」で走り、無くなったら「HVドライブモード」の「チャージモード」に切り替えて走りながら電気を溜めるか、「HVドライブモード」で走行。溜まったらまた「EVドライブモード」。

さらにガソリンエンジンの運転を楽しみたくなったら「エンジンドライブモード※」。
※編集部注:充電稼働のことです
日産の「NOTE e-power 」のように回生量を4段階に変え、アクセルだけでブレーキをあまり使わずにワンペダルでのドライブを楽しむことも。

と、いろいろ「クラリティPHEV」ではバリエーションを楽しむことができるのです。

というわけで、「愛のひと押し」は「EVドライブモード」のワンクリック機構。「愛の高利回り」は「HVドライブモード」の「チャージモード」のことです。わかったかな?
※編集部注:エンジン走行するのは高速走行時のみになります

> 吉田由美のピンポイント&チャームポイント

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