この記事をまとめると
■「TOYOTA bZシリーズ」の第一弾「bZ4X」が5月12日に発売
2025年までにEVを15車種投入! トヨタが突然「電気自動車」を本格化させたワケ
■コンセプト「Activity Hub」を元にスバルと共同開発
■車内空間はミディアムセグメントSUVクラストップレベル
新型BEV「bZ4X」が5月12日にリースで発売
2021年12月、“EVには消極的”と噂されていたトヨタが、BEV戦略に関する説明会でbZシリーズを含めた計17台の新型BEVを公開した。インパクトがありすぎる発表にユーザーも心底驚いたことだろう。
その発表から約4ヶ月、トヨタはついに初の新型BEV「bZ4X」を5月12日に発売させる。bZ4Xは、BEV専用プラットフォームをベースとする「TOYOTA bZシリーズ」の第一弾で、”乗員全員が楽しい時間や空間を共有できるワクワク感のあるクルマを目指し、各分野で革新にチャレンジする”というコンセプト「Activity Hub」を元に、スバルと共同開発したクルマだ。
プラットフォームは、トヨタ初採用となるBEV専用の「e-TNGA」で、スバルと共同開発したもの。電池自体の高度な安全性追求に加え、事故が起こりやすいシーンをカバーする先進の予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」や、全方位衝突に対応するボディ構造、衝突時の保護性能確保に寄与する電池パックなどを採用し、より安全なBEVを追求。また、BEV専用プラットフォームの採用で低重心化、高剛性化を推進させている。
低重心化の取り組みとしては、薄型大容量電池パックを床下・平置きで配置。モーター、トランスアクスル、インバーターを一体化した駆動ユニット「eAxle」をトヨタで初採用し、電気駆動の複雑さを軽減してよりシンプルにした。また、充電機能と電力分配機能を集約したエレクトリックサプライユニット(ESU)も初採用している。高剛性化の取り組みは、主要骨格部位にホットスタンプ材、高張力鋼板を用いた軽量・高剛性なボディ構造を採用。
bZ4Xでは、スバルのAWD技術「X-MODE」をトヨタ初採用。また、X-MODEの新たな機能としてグリップコントロールを新開発し搭載する。
bZ4Xは、トヨタにとっても初採用の技術と機能がオンパレードされたクルマとなっている。
ミディアムセグメントSUVクラストップレベルの車内空間
サイズは、全長4690×全幅1860×全高1650mm、ホイールベースは2850mm。BEV専用プラットフォームにより、室内空間はDセグメントセダン並みのタンデムディスタンス(前後シート間距離)1000mmを確保した。よって、足元の広さ(レッグルーム)も、前後ともミディアムセグメントSUVクラストップレベルとなる。
また、bZ4Xでは、クルマ自体がWi-Fiスポットとなる「車内Wi-Fi」を採用。全車標準装備のDCMを通じ、データ通信容量無制限でスマートフォンやゲーム機などをインターネットに接続可能。広い車内空間でより快適に過ごせるだろう。
bZ4XはCd値0.28と空力性能を追求し、走行時の省エネ性能向上にも取り組んだ。航続距離を確保するため、ボディユニットの軽量化や、走行以外の消費エネルギー、特に冬場の暖房による消費電力を減らすためにヒートポンプ式エアコンを装備。また、乗員の周囲のみを暖めて冬の電力消費を抑制する「オールオート(ECO)ボタン」を設定している。シートヒーター、ステアリングヒーター、前席乗員足元にはトヨタ初の輻射ヒーターを採用した。
充電は、普通充電(200V、6kW・30A)では約12時間でフル充電が可能だ。電費はWLTCモードでFWDが128Wh/km、一充電走行距離(充電電力使用時走行距離)はFWDで559kmとなっている。
車体価格はFWDが600万円、4WDが650万円。日本においては全数リース販売となり、サブスク「KINTO」で利用することが可能だ。気になる月額利用料および契約時の申込金の詳細は、発売に先立って5月2日(月)に発表される予定となっている。
2050年のカーボンニュートラルに向けた取り組みを進めているのはもちろん、EV戦略に4兆円を投資し、30年にBEVの世界販売を350万台に引き上げるというトヨタが決意を持って発表した未来のクルマに、サブスクで手軽に乗流ことができる。夢を現実にできる魅力的な取り組みといえるだろう。
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