メルセデスは2019年シーズン、大きく変更を施したパワーユニットを投入するという。
2月13日にシルバーストン・サーキットで公開、そしてその後シェイクダウンテストを行なったメルセデスのニューマシンW10 EQ Power+。このマシンに搭載されているパワーユニットは、大きく改良が施されたモノであると、チームは認める。
【ギャラリー】メルセデスの2019年マシンW10 EQ Power+
メルセデスのエンジンオペレーションのトップであるアンディ・コーウェルは、最新のパワーユニットについて、次のように語った。
「我々はパワーユニットの冷却構造を変更した。これによりマシンの空力に好影響を及ぼし、パワーユニットの効率にも利益をもたらすことを願っている。つまりうまくいけば、シャシーとパワーユニットの両方に、良い効果をもたらすのだ」
「パワーユニットの中心にあるのは、燃焼室で燃料を燃やし、そしてクランクシャフトから効率的な仕事を引き出すことにある」
「我々は燃焼効率と回生システムについて、前進を果たした。ターボチャージャーのアッセンブリーとMGU-H、そしてインバータ、バッテリー、MGU-Kをうまく統合させることで、今ではシステム全体が効率的に作動し、そしてレース中のエネルギーデプロイを助けることになる」
今季のF1は、過度な燃費走行をせずに済むよう、レース中に使うことのできる燃料量が5kg引き上げられた。しかしコーウェル曰く、メルセデスは搭載が許される110kgいっぱいまで、燃料を積まないことを選択するかもしれないと示唆する。
「もし効率的な空力とエンジンがあり、そして多少のリフト&コーストをする準備ができていれば、110kg以下の燃料を搭載してレースをスタートするチャンスがある」
そうコーウェルは語る。
「もし車重が5kg軽くなれば、1周あたり0.2秒速くなる。だから少しでも軽い燃料でレースをスタートすることができれば、自然とメリットを享受することができるということになる」
「パワーユニットと空力の両面で、効率的なマシンを生み出すこと、そして、レースを通じてだけではなく、レースのスタート時にも良いペースを確実に発揮するために賢くレースをすることは、依然として強みになるんだ」
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