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BMW、新型『2シリーズ・クーペ』を発表。高性能版『M2』も最高出力が480PSにアップ

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BMW、新型『2シリーズ・クーペ』を発表。高性能版『M2』も最高出力が480PSにアップ

 初代『1シリーズ・クーペ』から進化を遂げ、これで同名称では2代目を数えるBMWの最小2ドア『2シリーズ・クーペ』が刷新され、細部の変更で精悍なイメージをアップして登場。正統派FRモデルとして君臨するMハイ・パフォーマンス・モデルの『M2』も同時改良を受け、最高出力を480PSにアップさせ、ともに10月29日より販売と注文受付が開始されている。

 ブランドを代表する往年の名車として1966年に登場した『BMW 02シリーズ(通称:マルニ)』の系譜を受け継ぐプレミアム・コンパクト・クーペに位置付けられる現行『2シリーズ・クーペ』だが、このG42型ではモジュラー構造を持つ車体の多くを上級の『3シリーズ』や『4シリーズ』と共有するなど、ひとクラス上の質感とサイズに成長を遂げている。

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 その標準モデルたる“220i Mスポーツ”では、従来モデルと比較してサイドロッカーパネルやリヤバンパーのサイド下部をブラックからボディ同色とし、キドニー・グリルのフレームをハイ・グロス・クロームからパールセント・クロームに変更するなどディテールの修正が図られた。

 一方、伝統の3.0リッター直列6気筒直噴ターボを搭載し、高性能な四輪駆動制御のシステムを持つMパフォーマンス・モデルの“M240i xDrive”も、サイドロッカーパネルとリヤバンパーのサイド下部を、同じくブラックからボディ同色化。さらにグリルやドアミラー、フロントバンパーにリヤスポイラー、ホイール等に施されていたセリウム・グレーのエレメントを廃止してブラックに変更したうえで、ヘッドライト内の光輝部をブラックアウトするなど、より精悍なイメージとされた。

 そしてベースの『2シリーズ・クーペ』と同じく、セグメント唯一の後輪駆動コンセプトと約50:50の理想的な前後重量配分により、俊敏なハンドリングと卓越したロード・ホールディング性能を実現する『M2』も、従来より大きく左右に張り出した四角型基調のエア・インテークや、横バーを採用した直線的なデザインのフレームレスのキドニー・グリルを継承。

■M2はアルミニウムを多用し軽量化を実現

 そして最大の進化点となるエンジンは、兄貴分の『M3』や『M4』にも搭載される3.0リッター直列6気筒BMW Mツインパワー・ターボを改良し、最高出力は従来モデルより20PSアップの480PS(353kW)/6250rpm、最大トルク550Nm/2650-6130rpmにまで増強された。

 この数値は『M2』にのみ用意される6速のマニュアル・トランスミッション搭載モデルのものとなり、同ドライブロジック付きの8速Mステップトロニック・オートマチック搭載モデルでは、最大トルクのみ600Nm/2700-5620rpmとさらにフレキシブルで柔軟な出力特性とされている。

 ボディを含め駆動系を構成する各種パーツにはアルミニウムを多用することで軽量化を図り、エンジンルーム内のストラット・ブレースの追加、前後アクスルへの補強を施して車体強化を実現し、運動性能を高めている。

 さらに、よりハードなサーキットでの走行を可能とするため、耐熱、耐フェード性能に優れた大径ブレーキ・ディスクと、軽量化された6ポッドMコンパウンド・ブレーキを標準装備としている。

 また、ドライバーの好みに合わせて2パターンのセッティングか可能なM Driveを標準装備し、エンジン、サスペンション、ステアリングやブレーキなど、好みのセッティングをステアリングに装備されるM1/M2ボタンにメモリー可能に。

 ボタンを押すことで瞬時に好みのセッティングを呼び出すことができ、M ModeではRoad、Sport、Trackの各モードを選択、アシストや横滑り防止装置の介入度合い、メーターパネルやヘッドアップ・ディスプレイ、メーターパネルの表示も変更できる。

 そのうえで、Mアダプティブ・サスペンションの標準装備により、スポーツ・ドライビングのみならず街中走行時の乗り心地向上も実現するなど、全方位的な高性能を実現する。

 ともに先進安全機能ドライビング・アシストやコネクテッド機能も網羅され、『2シリーズ・クーペ』の価格は“220i Mスポーツ”が610万円、同“M240i xDrive”が806万円に。最高峰『M2』は6速MT、8速ATモデルともに998万円(すべて税込)となっている。

BMW カスタマー・インタラクション・センター:フリーダイヤル:0120-269-437
BMW インターネット・ウェブサイト:http://www.bmw.co.jp

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みんなのコメント

1件
  • cha********
    現行型が出てそれほど経ってない気がしますがアップデートが早いですね。
    そしてまた日本メーカーは置いていかれます。
    単発ではいいクルマを作ってる気がしますが、放ったらかしの印象が強いです。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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