2016年にメルセデスのドライバーとしてF1チャンピオンに輝いたニコ・ロズベルグは、その年限りでF1を引退。以降は目立ったレース活動をしてこなかったが、自らのチーム『ロズベルグ・Xレーシング』(RXR)を立ち上げて、今年から新シリーズであるエクストリームEに参戦する。
エクストリームEは、電動SUVによって競われるオフロードレースで、4月3日~4日にサウジアラビアのアルウラで開催される『デザートXPrix』で1年目のシーズンが幕を開けることになる。
■ジェンソン・バトン、自チーム率いてエクストリームEに参入。自らもマシンをドライブへ
RXRは、ニコの父親で1982年にF1チャンピオンに輝いたケケ・ロズベルグがDTMに参戦した際に立ち上げられたチーム・ロズベルグを発展させたもので、DTMでアウディのマシンを担当していたエンジニアが多く移籍している。
エクストリームEではドライバーを男性、女性ひとりずつ起用することになっているが、RXRは世界ラリークロス選手権3冠王者ヨハン・クリストファーソンと、元オーストラリア・ラリー選手権チャンピオンであるモリー・テイラーを起用している。
ロズベルグは、チームの運営側に回るという体験は”不思議”だとしながらも、ウイリアムズ時代のフランク・ウイリアムズや、メルセデス時代のトト・ウルフといった名将と仕事をした中で学んだ経験が、とても役立っているという。
ふたりのドライバーをどうマネジメントしているのかと訊かれ、ロズベルグは次のように答えた。
「僕は多くのこと学んだ。時にはミスに目をつぶってドライバーにそこから学びを得させたり、『そこから何を一緒に学べるか、何か一緒に改善できることはないか?』と聞くんだ」
「でも文句を言ったり、『よくもまあ、あんな風にクルマにダメージを与えて、逆さまにしてくれたものだ』と言ったりするのは絶対にやめよう。ドライバーの自信はとても大切なので、それは間違ったことなんだ」
「僕は自分のキャリアの中で逆の立場を経験している。それはとても助けになるけど、とても奇妙な経験だ」
「テストの時、僕は(テイラーとクリストファーソンを)スポンサーディナーに招待した。でもそのディナーのある時点で『ドライバーはここで失礼します。彼らは疲れているから寝なくては』とスポンサーに伝え、ドライバーたちを帰らせたんだ」
「いつもチームのCEOが僕にそう話してくれていたから、自分が全く違う立場にいるのがとても変な感じだよ」
ロズベルグは、エクストリームEが2021年に訪れるサウジアラビア、セネガル、グリーンランド、ブラジル、アルゼンチンといった国で行なうプロジェクトの重要性を強調した。これには、海岸の清掃活動やマングローブの植樹、住民への啓蒙活動などが含まれる。
ロズベルグは「これほど先見性があり、革新的なことに参加できるのは素晴らしいことだ」とmotorsport.comに語った。
「シリーズに最初から参加しているということは本当に特別なことだ」
「僕がエクストリームEに参画した理由は、遠隔地における気候変動の影響を認識させ、紹介するという社会的目的に基づいているからだ」
「このプロジェクトに参加することで気候変動の影響に対処する機会を得ることができた。チームとして、インパクトのあるプロジェクトで先駆者になりたいんだ」
「僕たちのモットーは、”訪れたすべての場所を、到着したときよりも良い状態にして離れる”ということだ。これは絶対に必要なことなんだ」
RXRチームは、エクストリームEの合同テストが行なわれたモーターランド・アラゴンで、100本の植樹を行なっている。
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