フォーミュラE第7戦ベルリンePrixレース1の予選が行なわれ、エドアルド・モルタラ(ヴェンチュリ)がポールポジションを獲得した。
ドイツ・ベルリンのテンペルホーフ空港跡地にて、土日2レース開催のダブルヘッダーで行なわれるベルリンePrix。土曜日の第7戦は1周2.35kmのコースを反時計回りに周回し、日曜日の第8戦は同じコースを時計回りに走ることになる。
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今シーズンからはフォーミュラEの予選フォーマットが変更。ドライバーズランキング奇数・偶数の2グループに別けられ、各グループの上位4名が1対1の”デュエル”へと進出する形だ。このデュエルは220kWから250kWへと出力を上げて行なわれるトーナメント方式で、準々決勝、準決勝を経て、決勝でポールポジションを決める。
まずランキング奇数のドライバーで行なわれる予選グループAでは、パスカル・ウェーレイン(ポルシェ)が最終アタックで全セクターで全体ベストの1分6秒532を記録し、グループトップタイム。2番手ストフェル・バンドーン(メルセデス)に0.271秒差をつけた。
モルタラがグループ3番手。セルジオ・セッテ・カマラ(ドラゴン・レーシング)が4番手で初めてデュエルに進出した。
一方でランキング3番手のミッチ・エバンス(ジャガー)がグループ5番手でノックアウト。マキシミリアン・ギュンター(日産)がグループ9番手、日本でもお馴染みのニック・キャシディ(エンヴィジョン・レーシング)はグループ10番手で敗退となった。
ランキング偶数のドライバーで争われる予選グループBでは、まず最初のアタックでアンドレ・ロッテラー(ポルシェ)がウォールにマシンを当てながらも1分6秒767をマーク。最終アタックではアントニオ・フェリックス・ダ・コスタ(テチータ)が0.028秒上回り、トップでグループ予選を通過。ロッテラーは2番手で、ここまで全戦でグループ予選を突破することになった。なお今季グループ予選通過を続けているのは、ロッテラーただひとりである。
グループ3番手にはジャン-エリック・ベルニュ(テチータ)が並び、テチータは2台揃ってデュエル進出を果たした。セバスチャン・ブエミ(日産)がデュエル初進出のグループ4番手タイムを記録したものの、最低ピット時間の100秒を守らなかったという予選手順違反により、タイム抹消。アレクサンダー・シムス(マヒンドラ)が繰り上がりでグループ4番手でデュエルに駒を進めた。
一方、昨シーズン王者のニック・デ・フリーズ(メルセデス)はグループ6番手で敗退。ロビン・フラインス(エンヴィジョン・レーシング)はグループ10番手と、ここベルリンでは苦しんでいる。
デュエル1では、グループAトップのウェーレインとグループBで4番手のシムスがマッチアップ。繰り上げでのデュエル進出ながらもシムスは1分5秒939をマークし、ウェーレインを0.218秒差で上回り準決勝進出を果たした。
ベルニュ対バンドーンのデュエル2では、ベルニュが1分5秒893をマークした一方で、バンドーンはミスがあったか0.409秒の遅れ……ランキング首位のバンドーンがここで敗退となった。
ロッテラー対モルタラのデュエル3では、モルタラが1分5秒954をマークし0.008秒差でロッテラーを上回り、準決勝へ進んだ。
グループBトップのダ・コスタ対グループAギリギリ通過のセッテ・カマラのふたりで争われるデュエル4では、ダ・コスタが速さを見せつけ、テチータは唯一2台揃って準決勝へ進んだ。
準決勝1はシムスが先攻、ベルニュが後攻。シムスが先に1分6秒050をマーク。ターン1でタイムを落としたベルニュは徐々に巻き返していき、最終コーナーで0.058秒差、そしてコントロールラインでの差はなんと0.000秒。全くの同タイムとなった。フォーミュラEのレギュレーションでは、同タイムの場合先攻のドライバーがデュエル勝者となるため、デュエル初進出のシムスが決勝へ進んだ。
準決勝2ではモルタラが1秒5秒914でダ・コスタを上回り、シムス対モルタラのポールポジション争いが決定した。
シムス先攻でデュエル決勝がスタート。モルタラがターン1を大きく周ったことでシムスが序盤をリードし、その後もシムスが徐々に差を広げたが、コース後半からはモルタラが巻き返し……最後の最後でシムスを0.137秒上回り、ポールポジションを獲得した。タイムは1分6秒093だった。
モルタラはフォーミュラEで優勝経験こそあるものの、これが初のポールポジション。チームとしては、ステファン・サラザンがシーズン1に獲得して以来2度目のポールとなった(この時はサラザンが最速タイムだったものの、ペナルティで15番手に降格となっている)。
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