アストンマーチンのランス・ストロールは、F1オーストリアGPの初日フリー走行2回目で4番手に入った。チームメイトのセバスチャン・ベッテルも5番手となり、アストンマーチン勢にとっては好調な滑り出しとなったように見える。
ただ当のストロールは、土曜日までその正確な勢力図は分からないと語る。
■角田裕毅、F1オーストリアGP初日は”好調な1日”「とてもポジティブ。目的を果たすことができた」
「かなり良い感じだったけどね。でも、他の人が何をしているか分からないから、明日どうなるか見てみよう」
ストロールはFP2終了後にそう語った。
「午前中には色んなことがあった。でも、午後は実にスムーズだった。全体として、いくつか良いラップを走ることもできたから、明日を楽しみにしている」
今週のオーストリアGPは、シュタイアーマルクGPと同じレッドブルリンクで開催されている。しかし、持ち込まれているタイヤは一段階柔らかくなっており、それをいかに使いこなせるかが鍵となりそうだ。ただ金曜日は曇りがちであり、気温・路面温度共に低くなっている。高い路面温度となったシュタイアーマルクGPの時とは、コンディションが大違いだ。
「先週とは明らかに違うね」
そうストロールは語る。
「ピレリが違うタイヤを持ち込んだのは素晴らしいことだ。それによって、状況が大きく変わるだろうね。挙動も少し異なる。でも、柔らかいコンパウンドでのフィーリングは良いよ。しかもレース中の戦略を混乱させるかもしれないしね。面白いレースになるだろう」
「ただ、中団争いは実に接戦だ。他の人たちがどんなプログラムをこなしていたかは分からない……金曜日に誰が何をしているのか、本当に分からないんだ。明日以降どうなるかを待ってみよう」
この慎重な見方については、チームメイトのベッテルも同意する。
「まだ金曜日だからね。土曜日に5番手だったら素晴らしいことだけど、まだまだ走り始めの段階。他の人たちよりも攻撃的に走っただけだと思う。ただ、良い順位で終えられたのは間違いなくいいことだよ」
そうベッテルは語る。
「まだいくつか試してみたいことがあるから、明日以降どうなるか見てみよう。今週末は先週と比べて様々なコンディションが異なる。そして先週から今週にかけて、こなしてきた宿題が効果を発揮し、今週末少し強くなれることを願っている」
「先週の土曜日はそれほど良くはなかった。明日はより良い1日を過ごし、スムーズな走りができるようにしたい。目標は明らかに、先週よりも良いポジションに上がることだ。Q3……つまりトップ10が目標だ」
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