もくじ
ー グランツーリスモ、グランカブリオ 空力向上
ー モニター、8.4インチへ 4.7ℓV8も健在
ー MY2018クワトロポルテ どう変わった?
ー MY2018 クワトロポルテの車両本体価格(税込)
ランボルギーニ、いつまで自然吸気エンジン続けられる? 開発の指揮官に聞いてみた
グランツーリスモ、グランカブリオ 空力向上
マセラティの走りへの情熱を受け継ぐGTモデルであるグランツーリスモとグランカブリオ。2018年モデルではエクステリア・デザインが大幅に刷新されたのが特徴だ。
ピニンファリーナのオリジナル・デザインに最大限の敬意を払いながら、マセラティ・デザインセンターでリファインされたもので、併せて空力性能の向上も課題とされた。
フロントはバンパー・スカート部分左右の開口部が拡大されると共に、中央下部をウイング形状としたもの。リア周りではテールパイプとリアスカートのデザインが変更され、リアスカート中央にはより存在を強調したディフューザーが配される。
またオリジナル・デザインを手掛けたピニンファリーナに敬意を表してフロント・フェンダー後方下のバッジは以前と同じように残されている。
今回の課題のひとつであった空力性能の向上は、各部のエアフローを見直すことによりCd値はグランツーリスモで0.33から0.32に、グランカブリオで0.35から0.33へと改善されている。
インテリアにも変化がある。
モニター、8.4インチへ 4.7ℓV8も健在
インテリアでは8.4インチのタッチスクリーン・モニターが採用され、ハーマン・カードンのプレミアム・サウンド・システムが統合され、新たにセンターコンソールに配されたロータリー・コントロールにより直感的に操作できる。
ポルトローナ・フラウの、ヘッドレストが一体式のレザーシートは継承され、好みに合わせてステッチカラーを選ぶことが可能だ。リアシートは1座ずつ独立したスタイルは受け継がれ、グランカブリオではより華やかなイメージを放つ。
2018年モデルではグランツーリスモとグランカブリオに、スポーツタイプとMCタイプの2種類が用意され、いずれも460ps、最大トルク53.0kg-mを発揮する今や貴重になってきた自然吸気式の4.7ℓV8エンジンが搭載される。
ここで紹介するグランツーリスモはスポーツタイプ、グランカブリオはMCタイプとなり、価格は未定。
クワトロポルテも進化している。
MY2018クワトロポルテ どう変わった?
2017年モデルからグランスポーツとグランルッソのトリム・オプションが用意されたクアトロポルテは、2018年モデルではアダプティブ・フルLEDヘッドライトの採用に伴いフロント・バンパーのデザインに手が加えられ、同時にリア・バンパーの形状も変更されている。
このほかグランスポーツは黒いグリルにアグレッシブなデザインのインテークを備えるのに対し、グランルッソではシルバーのグリルでインテーク部がエレガントなデザインとされている。
2018年モデルの主な変更点は内面的な充実が主で、エンジンはクアトロポルテSとS Q4にパワーアップされ430ps版が搭載され、2トンものフルサイズ・サルーンを288km/hの最高速度へ運ぶ。
0-100km/h加速ではSが5.0秒、Q4は4.8秒をマークし、2017年モデルに比べそれぞれ0.1秒短縮している。
メカニズム的には車両統合制御システム(IVC)と先進運転支援システム(ADAS)やアダプティブ・フルLEDヘッドライト、ソフトクローズドア機構を搭載したことにより、ハイパフォーマンスに加え安全性と快適性を高めたことが特徴だ。またADASの採用に伴いステアリング・アシストは、クアトロポルテも電動式に変更されている。
ここでご覧いただくクアトロポルテは白がSタイプのグランスポーツ・トリム、シルバーはS Q4のグランルッソ・トリムとなる。
それぞれの価格を見ていこう。
MY2018 クワトロポルテの車両本体価格(税込)
クアトロポルテ
ベースグレード:12,255,500円
グランルッソ:13,630,000円
グランスポーツ:設定なし
クアトロポルテS
ベースグレード:14,200,000円
グランルッソ:15,530,000円
グランスポーツ:15,530,000円
クアトロポルテS Q4
ベースグレード:15,240,000円
グランルッソ:16,570,000円
グランスポーツ:16,570,000円
クアトロポルテGTS
ベースグレード:設定なし
グランルッソ:19,700,000円
グランスポーツ:19,700,000円
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