RBの角田裕毅が、F1カタールGPに向けてコメント。前戦ラスベガスGPとは特性がまったく異なるサーキットが舞台となるが、「力強いレースができるはず」と期待を語った。
角田裕毅の好調な走りが続いている。サンパウロGPでは予選で3番手に入り、決勝でも7位となった。続くラスベガスGPでは予選7番手、決勝ではレースペースに苦しんだものの、最終盤にはレッドブルのセルジオ・ペレスを抑え切って9位入賞を果たした。7戦連続無得点という悪い流れに終止符を打ち、シーズン閉幕に向けて上り調子と言えよう。
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そして今回のカタールGPは、ラスベガスGPで投入された”レッドブル・スペック”のリヤサスペンションの効果が試される、そんな1戦でもある。カタールGPの舞台であるルサイル・インターナショナル・サーキットは、ラスベガスとは異なり高速コーナーが存在するため、コーナリング性能が重視されるからだ。
「ラスベガスではFP2以降、マシンをどう走らせるのかということに対する理解が深まりました」
角田はそうコメントを寄せた。
「今週末もそれが続くことを期待しています。長い高速ストレートと90度コーナーが続くコースから、高速で流れるようなコーナーがあるコースに変わりますが、それでもまた、力強いレースができると楽観視しています」
昨年のカタールGPは非常に熱く、さらにピレリタイヤの問題が見つかったため、各車とも決勝では18周以上連続で走ってはならないと規定された。そのためドライバーたちはタイヤを労る必要がなく、灼熱のコンディションの中で常に全開走行を強いられることとなり、身体的には実に過酷な1戦だった。
角田は昨年の同グランプリで体力面での心配はなかったというが、それでも開催時期が1ヵ月遅いこと、ピレリが対策を施してきてことから、今年は厳しいレースにはならないはずだと語った。
「昨年のカタールは非常に暑いコンディションになりましたが、それほど大きな影響はありませんでした。今年は開催時期が1ヵ月ほど遅いので、天候に関してはずっと良いようです」
「昨年は縁石による問題で、すべてのドライバーが1セットのタイヤで18周しか走れないことになりました。今年はそれが解決されているので、レースの戦略という面では、白紙の状態からのスタートになります」
「スプリント予選の前には、フリー走行が1時間しかありません。コンストラクターズランキング6位を目指して戦い続けるように、パフォーマンスに集中したいと思います」
レーシングディレクターのアラン・パルメインは、気温は20度前後とかなり過ごしやすくなると予想。そしてマシンのセッティングは、シーズン中もっとも硬いものになると明かした。
「今年はレーススタート時の気温が20度前後になると予想されており、(昨年と比べると)比較的楽になるはずです」
「低速コーナーがほとんどないため、長い高速セクションで最大の空力負荷を維持するために、マシンのセットアップはシーズン中でも最も硬いモノになる可能性があります」
RBは現在コンストラクターズランキング8番手。しかし6番手のハースとの差は4ポイント、7番手アルピーヌとの差は3ポイントと、大激戦である。それを勝ち抜くためには、角田が好結果を手にすることに、当然ながら大きな期待が寄せられる。
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