マクラーレン・レーシングのCEOであるザク・ブラウンは、昨年ルノーが非常に正直であることを証明したため、今季のパワーユニット(PU)の性能が向上しているというルノーの主張を信じることができると語る。
ルノーは2014年に現行のPUレギュレーションが導入されて以来、メルセデスやフェラーリに遅れをとってきた。しかし今シーズンに向けては、そのパフォーマンスを大幅に向上させることに成功したと主張している。
■2019年に大幅進化? ルノー代表、パワーユニットの”かなり”の改善に自信
レッドブルが今季からホンダのPUに切り替えたことで、マクラーレンは今や唯一ルノーPUを使うカスタマーチームということになる。
新車MCL34の発表会に出席したブラウンCEOは、ルノーがマクラーレンに対して、有望なデータを見せたと語った。そして、彼がルノーの主張を信じている理由について説明した。
「我々は、ルノーがやったことをよく把握している。彼らは、達成した進歩の詳細を我々に共有してくれた。それはとても励みになることだった」
そうブラウンは語った。
「我々は新たな関係の中にいる。ルノーは今年、昨年とは違うと言っているのだ」
「昨年、彼らのエンジンがどういうポジションにいるかということについて、非常に根拠があった。そしてライバルたちに比べてどのくらい遅れているかという点でもね。その結果、彼らがコミュニケーションにおいてとても正直であることが分かった。だから、彼らがポジティブだと言うことには、大いに励みになる」
ルノー製PUを積んだマクラーレンの最初のマシンMCL33は、高いパフォーマンスを発揮することができなかった。しかし今季は一歩前進できることを確信している。
「ルノーとの2年目のシーズンを迎える。我々はPU周辺で、より良い仕事をしたと思う」
そうブラウンは語った。
「(昨年は)ホンダから切り替えるという決断が少し遅かったため、信頼性の問題を抱えることになった。マシンをデザインする上で、今のようにPUのことを理解していなかったし、どうやってパッケージすれば良いのかも知らなかった」
「ルノーはずっと良い立場にいるようだし、我々は1年の経験を活かすことができる、より良い立場にいる」
マクラーレンのスポーティング・ディレクターであるジル・ド・フェランは、ルノーとの絆が深まったことにより、MCL34の開発に好影響を与えることになるだろうと語った。
「時間の経過と共に、ルノーとの関係は深まってきたと思う」
そうド・フェランは語った。
「去年は、ルノーとの最初の年だった。そして共に働き、それぞれがどのように機能するのかを内外から理解することで、関係性は必然的に深まった」
「お互いのことをより理解し合った結果、話し合いもより簡潔になっていく。そして、技術的なコラボレーションは向上していくのだ」
「弱点と改善点を理解するために、導入されたシステムをしばらく実行する必要がある。私は、変革以上のことが起きているのを目にするのだ」
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