トヨタ自動車が展開する高級車ブランドのレクサスは2023年10月5日、旗艦クーペモデルのRC Fに2タイプの特別仕様車“Enthusiast(エンスージアスト)”と“Emotional Touring(エモーショナルツーリング)”をラインアップし、同日から10月18日まで抽選申し込みを受け付けて10月20日以降に当選者との商談を開始すると発表した。車両価格はRC F“Enthusiast”とRC F“Emotional Touring”ともに1500万円に設定。販売台数はそれぞれ25台の限定としている。
今回の特別仕様車は、パワートレインに2UR-GSE型4968cc・V型8気筒DOHC・D-4Sガソリンエンジン(最高出力481ps/7100rpm、最大トルク54.6kg・m/4800rpm)+8-Speed SPDS(電子制御8速AT)を採用するRC F“Performance package”をベースに、“Enthusiast”が走りの進化を、“Emotional Touring”が上質や洗練度を、徹底して追求したことが特徴である。
レクサスLSがマイナーチェンジ。乗り心地と操縦安定性のさらなる進化や予防安全技術と高度運転支援技術の機能強化などを実施
まず2モデル共通の変更としては、“F”モデルの「公道からサーキットまでシームレスに楽しめる走り」をいっそう進化させる目的で、高精度チューニングエンジンと高精度リアディファレンシャルの採用を実施する。高精度チューニングエンジンはムービングパーツの緻密な質量合せなどにより、回転バランスを最適化してフリクションを低減。V8エンジンの伸び感にいっそうの磨きをかけ、滑らかな回転フィールとエモーショナルなエンジンサウンドを実現する。一方、高精度チューニングリアディファレンシャルは熟練の技術者がバックラッシュの調整を手作業で敢行。加減速の応答性を高めるとともに、上質なドライビングフィールを達成した。また、エンジンカバーとパワーウィンドウスイッチには、「Specially Assembled by LEXUS」と印字した専用オーナメントプレートと専用バッジを装着。さらに、プロジェクションカーテシイルミを標準設定することで、限定モデルならではの特別感を演出した。
ボディカラーに関しては、Enthusiastがホワイトノーヴァガラスフレーク、ソニッククロム、グラファイトブラックガラスフレーク、限定色チタニウムカーバイドグレー(新規設定)を、Emotional Touringが限定色チタニウムカーバイドグレーのみを設定。また、Emotional Touringにはボディカラーと同色塗装のカーボンフード(Enthusiastはカーボン素材のままのブラック基調)と格納式のカーボンアクティブリアウイング(Enthusiastは固定式カーボンリアウイング)を採用している。
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これも最後の世代だろうね。