8月7日、三重県の鈴鹿サーキットで開催される『2022 FIM世界耐久選手権(EWC)第3戦 “コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第43回大会』に参戦するKawasaki Racing Team Suzuka 8Hは、カワサキZX-10Rにブリヂストンタイヤというコンビネーションで挑む。
カワサキのファクトリーチームであるカワサキ・レーシング・チーム(KRT)は、2001年を最後に鈴鹿8耐から撤退して、国内でのファクトリー活動を休止していた。2014年には、Team Greenが復活を遂げ、2016年、2017年に2位、2018年は3位表彰台を獲得した。
テストからトップタイム連発。ホンダCBR1000RR-Rで優勝狙うTeam HRC/鈴鹿8耐チーム紹介
そして、前回大会の2019年にはファクトリーチームのKRTを18年ぶりに復活させ、Kawasaki Racing Team Suzuka 8Hとしてジョナサン・レイ、レオン・ハスラム、トプラク・ラズガットリオグルの3人で挑んだ。
決勝では、レースが残り数分となった時点で、トップを走行していたレイが転倒。赤旗が掲示されてレースが終了し、順位認定から除外されたが、チームから抗議が提出された。それにより、レースディレクションが赤旗中断時の規則を適用すると決定して優勝を果たした。
カワサキが鈴鹿8耐で優勝したのは、1993年のスコット・ラッセル/アーロン・スライト組の優勝以来、26年ぶり2度目の勝利だった。3年ぶりの開催となるが、今大会は2連覇を目指すこととなる。
2022年、Kawasaki Racing Team Suzuka 8Hは選考委員会による主催者推薦チームとして出場し、ゼッケンは10番。ライダーはSBKでカワサキのマシンを駆るエースライダーのジョナサン・レイ、アレックス・ロウズ、昨年までホンダのマシンを駆っていたレオン・ハスラムの3人だ。
レイはホンダのマシンを駆った2012年と同チームから参戦した2019年の2度優勝。ロウズはYAMAHA FACTORY RACING TEAMで2016年から2018年まで3度優勝経験があるがカワサキでは初の参戦となる。ハスラムは2013年と2014年はホンダのマシン、2019年は同チームで優勝している。
使用するマシンは、2021年に新型となったカワサキNinja ZX-10Rの鈴鹿8耐仕様だ。2019年のマシンと見た目は異なるが、基本的には2019年のマシンをベースに作られているという。もちろん、SBKの技術が取り入れられており、パーツなどは進化している。
3年ぶり、そして空力が大きく変わったマシンだが、鈴鹿サーキットを走行したのは5月末のプライベートテスト、6月の合同テスト、7月と8月の鈴鹿8耐テストのみ。また、SBKのスケジュールの都合で、3人が揃って走ったのは8月3日の1日だけだったが、テストでもタイムが良く、優勝候補チームであることは間違いない。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
ホンダ新型「フリード」発売 購入検討時にチェックしておきたいポイント&シエンタとの価格差は?
車検更新「2か月前から」に拡大へ!「年度末激混みパンク状態」脱却へ法改正 “期限そのまま新車検証”受付期間の延長で便利に!?
これ最高じゃん! 車を守る「ソーラーカーシールド」はこの夏に導入したい期待のアイテム
テスラを追い詰めるBYD! 名実ともに「世界一」となれるのか? 垂直統合で世界EV市場に挑戦、「ありかも」CMは今後「超あり」or「なし」どちらか
無事故無違反です。「なんで保険料が値上がりするのですか?」 3年連続で引き上げ!? どんな背景があるのですか? 不正請求受け、疑問視する声も
みんなのコメント