ル・マン・ブガッティ・サーキットで行なわれたMotoGP第5戦フランスGPで、力強い走りを見せながらもリタイアに終わったアレイシ・エスパルガロ(アプリリア)。彼はトラブルによって好結果を残せなかったことに憤りを示した。
エスパルガロはフランスGP予選ではQ1敗退となったものの、スタートからポジションを上げて7番手に浮上。4番手集団の近くで争った。しかし4周目に雨によるバイクの乗り換え(フラッグ・トゥ・フラッグ)が許可されると、彼はそこでポジションを落としてしまった。
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ただエスパルガロのペースは良く、乗り換え後に落としたポジションを次々と回復して6番手につけていた。
だがレース中盤の16周目にエスパルガロのマシンに技術的な問題が発生。チームメイトのロレンソ・サヴァドーリも12周目に同様の問題でリタイアを喫していたが、好調な走りを見せていたエスパルガロもリタイアせざるを得なかった。
「ああ、今週末のル・マンの困難さもあって、凄くイライラしている。これまで以上にだよ」
エスパルガロはリタイアに終わったフランスGPについて、そう語った。
「このレースウィークはとても難しい始まり方だった。土曜にはエンジンに問題があったし、2度クラッシュしてしまったからね」
「それで13番手からのスタートになって、フラッグ・トゥ・フラッグでのレースになったけど、正直なところ僕は走り自体はとても良いと感じていた。ドライコンディションでは良いスタートをきれたし、かなり強さを感じていたからね」
「多くの周回を重ねることはできていなかったけど、他のサーキットで速くてここで速く走れないワケがないと思って、自信を持ってスタートした。そして凄く強さがあると感じられていたんだ」
「雨が降り始める前にはマルク(マルケス/レプソル・ホンダ)やナカガミ(中上貴晶/LCRホンダ)を捉えていた」
「僕としてはかなり自信があったし、雨が降り始めた時には腹が立ったよ」
「雨用のバイクへの乗り換えでいくつかポジションを失ってしまったけど、久しぶりにウエットコンディションで速さがあると感じ始めていた。バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)や弟(ポル・エスパルガロ/レプソル・ホンダ)たちを2周ほどでオーバーテイクしていくことができたんだ」
「今日は楽にトップ5や6でレースを終えられるはずだった。だからリタイアでポイントを失ってしまったのは凄く残念だ」
なおエスパルガロはフランスGP終了後の17日に、スペインGPで発生した腕上がりの症状に対する手術を受けている。5月末には次戦イタリアGPが予定されているが、彼は影響が出ないだろうと予想している。
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