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内外装一新 フォルクスワーゲンTロック、2022年モデル欧州発売 運転支援も強化

掲載 更新 13
内外装一新 フォルクスワーゲンTロック、2022年モデル欧州発売 運転支援も強化

人気モデルがアップグレード 仕様向上

フォルクスワーゲンは、改良新型のTロックを欧州で発売した。価格は2万5000ポンド(約380万円)からで、「ライフ」、「スタイル」、「Rライン」の3つのグレードがある。

【画像】改良新型フォルクスワーゲンTロック【改良前と写真でじっくり比較する】 全99枚

エントリーグレードのライフには、8.0インチのインフォテインメント・システム、LEDヘッドライト、8.0インチのデジタルメーターディスプレイ、携帯電話のワイヤレス接続機能、16インチホイール、アンビエントライトが装備されている。

また、全モデル共通でレーンアシストやアダプティブ・クルーズコントロールが装備されている。

販売の中核を担うと見込まれる中間グレードのスタイルは、2万7635ポンド(約420万円)から。17インチホイール、デジタルコクピット・プロ、マイクロフリース仕上げのスポーツコンフォートシート、ナビ、プライバシーガラスが追加され、ヘッドライトもLEDプラス仕様となる。リアバンパーはスタイル専用デザインを採用。

Rラインは3万435ポンド(約463万円)からで、スポーティーなエクステリアデザイン、スポーツサスペンション、ヴァレンシア製17インチホイール、プログレッシブステアリング、シルバーのルーフレールを採用。インテリアではブラックのルーフライニングや、グロスブラックのダッシュボードデザインが施される。

Tロック・カブリオレの価格は3万530ポンド(約465万円)からで、グレードとしてスタイルとRラインを設定。デザインも一新され、LEDマトリクスヘッドライト「IQライト」や専用カラーが追加されている。

最上位モデルのTロックRは、4万445ポンド(約615万円)から。7速DSG、四輪駆動システムを搭載する。

エクステリアは全体的にリフレッシュ

改良により2022年モデルとなったTロックは、内外装デザインのアップグレードに加え、ガソリンおよびディーゼルエンジンが大幅に改良されている。今回の改良は、全世界で100万台以上販売されている人気クロスオーバーの競争力を高めることを目的としており、5ドアモデルとカブリオレの双方が対象となった。

フロントエンドは大きく印象を変えた。新デザインのヘッドライト(マトリクスヘッドライトをオプション設定)や、エンブレムを挟むグリル中央のライトバーを採用したほか、デイタイムランニングライトとエアダクトを含むバンパーデザインの変更などが行われている。

リアでは、新しいグラフィックが施されたLEDテールライトと、新デザインのリアバンパーを採用。アルミホイールもデザインを改め、直径16インチから19インチまで用意されている。2トーンカラー、アルミニウムまたはブラックディテールを用意するなどカスタマイズの幅を広げた。

パフォーマンス重視のTロックRは、独自のスタイリングを採用したフラッグシップとなっている。専用フロントバンパー、縦置きのデイタイムランニングライト、より大型のエアダクト、ヘレス製18インチアルミホイール、アルミ調のミラーハウジング、大型スポイラー、ダークテールライト、ディフューザー、4本出しマフラー(オプションでゴルフRと同じくアクラポビッチ製チタンマフラーも用意)などを標準装備する。

インテリア大幅強化 運転支援も拡充

今回の改良では、インテリアの刷新に注力している。注目したいのは、従来の硬質樹脂パーツに代わるソフトタッチのスラッシュ成型ダッシュボードだ。ここに新しい8.0インチのデジタルメーターディスプレイと6.5インチ(オプションで8.0インチと9.2インチ)タッチスクリーン・インフォテインメント・ディスプレイを搭載している。

インフォテインメント・システムは、リアルタイムの交通標識認識機能、音声コントロール、Bluetoothによるスマートフォンとの統合、アップル・カープレイおよびアンドロイド・オート(オプション)、内蔵SIMカードによるコネクトサービス「We Connect」の利用など、さまざまな機能を備えている。

また、ゴルフと同じマルチファンクション・ステアリングホイールの採用、ファブリックドアトリムの改装、センターコンソール上のエアコン用デジタルコントロールなどスイッチギアの変更も行われている。

フラッグシップモデルであるRは、インテリアにさらなるスポーティーなアクセントを加えている。「Rモード」ボタン付きのフラットボトム型ステアリングホイール、R専用メーター、ステンレススチール製ペダルキャップとフットレスト、重厚なシート、R専用のドライビングモニター機能を備えた9.2インチインフォテインメント・ディスプレイなど、ユニークなアイテムが用意される。

運転支援システムも充実させた。フロントアシストやレーンアシストなど、従来のものからさらに進化したシステムに加え、IQドライブ・トラベル・アシストやプレディクティブ(予測)クルーズコントロールなどを標準装備。

また、最新のゴルフに採用されたサイドアシストの機能範囲を拡大し、パークアシストも直角駐車場での前向き駐車や縦列駐車場からの出庫ができるようになった。

TロックRは最高出力300ps

エンジンラインナップは、3種類のターボチャージャー付きTSIガソリンと2種類のターボチャージャー付きTDIディーゼル、そして6速MTまたは7速DSGと、ほぼ変わらない。

ガソリンエンジンは、ベースとなる1.0L 3気筒(110ps)のほか、1.5L(150ps)と2.0L(190ps)の4気筒ユニットが用意されている。ディーゼルは2.0L 4気筒で、2種類の出力(115psまたは150ps)から選択することができる。

2.0Lガソリンモデルを除くすべてのモデルで前輪駆動が標準となっており、四輪駆動システム「4モーション」はオプション設定。

5ドア専用のTロックRは、引き続き最高出力300ps、最大トルク40kg-mの2.0L 4気筒ターボガソリンエンジンと、7速DSG、4モーションを組み合わせている。フォルクスワーゲンは、Rモードのローンチコントロールにより、0-100km/h加速4.9秒、および最高速度250km/hを謳っている。

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AutoBild Japan

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13件
  • 1.0 TSI 6-speed Manual
    Petrol
    Manual
    Front wheel drive
    from £25,000
  • 時代に取り残されてる感が強いSUV。
    英国で税込この価格ならまだ良いが、日本だと少なくとも100万円は割り高だし。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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