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レッドブルのニューウェイ、F1ハイブリッド時代初期は「戴冠はないとわかっていたので気が滅入った」と振り返る

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レッドブルのニューウェイ、F1ハイブリッド時代初期は「戴冠はないとわかっていたので気が滅入った」と振り返る

 レッドブルのチーフテクニカルオフィサーを務めるエイドリアン・ニューウェイは、2014年にエンジンの規定が変更された時のことを振り返り、「あれはリセットだった」と語った。

 レッドブルとセバスチャン・ベッテルは、2010年から2013年までF1を席巻した。ベッテルは4年連続で世界タイトルを獲得し、チームも同じく4年連続でコンストラクターズタイトルを手にした。この4年の間に他のチームが優勝できたのは、ほんの一握りのレースだけだった。

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 そして2014年、エンジンが2.4リッターV8エンジンから、現在の1.6リッター・ターボ/ハイブリッドV6エンジンに変更された。このレギュレーション変更によって、F1におけるパワーバランスも変化した。ベッテルは1勝もできず、チームメイトのダニエル・リカルドは3勝したものの、レッドブルは支配者の座から脱落した。

 チーフテクニカルオフィサーのニューウェイは、チームのエンジンサプライヤーだったルノーに問題があったと認めている。

「我々はハイブリッド時代に突入したが、ルノーは過ちを犯した」とニューウェイは語った。

「非常に気が滅入ることだった。なぜなら近い将来、素晴らしい仕事をして優勝することはできるかもしれないが、世界タイトルを獲ることは決してないと分かっていたからだ。あれはリセットだった」

「チームの強みのひとつは、集中してあの時期を乗り越えたことだ。だから、ふたたび優れたパワーユニットをホンダとのパートナーシップで手に入れた時、我々は反撃に出ることができたのだ」

 レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、ターボ/ハイブリッド時代の最初の数年間から、最終的にホンダと成功したパートナーシップを築くまでのことについて次のように語っている。

「一番重要だったのは、チームをまとめ続け、我々がコントロールできることに集中することだった。我々はあの時期に大きな忠誠心を持っていた。ホンダも同様の情熱を共有していたので、我々はリスクを取り、チャンピオンシップに挑戦するための土台を築き始めることができた」

文:AUTOSPORT web
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