2020年1月10日から、全国の劇場で1966年のル・マン24時間をめぐるフォードとフェラーリの戦いを描いた映画『フォード vs フェラーリ』が公開される。モータースポーツファンはもちろん、多くのファンが楽しめる映画だけに、大いに期待したい一本だ。
この『フォード vs フェラーリ』は、アメリカでは『Ford vs Ferrari』、ヨーロッパでは『LE MANS '66』という原題をもつ。2019年のル・マン24時間におけるACOフランス西部自動車クラブでのプレスカンファレンスでも大々的にアピールされた、スポーツカーファンなら見逃せない映画だ。
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この『LE MANS '66』、そして『フォード vs フェラーリ』というタイトルから、多くのモータースポーツファンはすぐにテーマはピンと来るだろう。1960年代、売り上げに悩むアメリカの巨人フォードは、新スポーツカーの開発とともに世界的なモータースポーツでのイメージ向上を目指し、ル・マン24時間制覇を目指した。
そこで目を付けたのが、当時F1とともにスポーツカーレースに参戦し最強の存在だったフェラーリだ。結果は出ていながらも資金難にあえぐフェラーリを買収し、手っ取り早く結果を得ることを狙った。
しかし、交渉完了目前にしてエンツォ・フェラーリはその打診を拒否。激昂したヘンリー・フォードII世は、フォードがル・マンでフェラーリを打ち破るように指示を出し、あの名車フォードGTが生まれた。ただ、当初は完走すらままならず、そこで当時、GTカーであるシェルビー・デイトナでフェラーリを打ち破っていた、キャロル・シェルビーを招聘する。
ここまでは、多くのモータースポーツファンが知るル・マン24時間の歴史のなかでも最も有名な逸話のひとつ。その挑戦の物語を描いたのが、この『フォード vs フェラーリ』だ。
メガホンを握ったのは、『LOGAN/ローガン』、『ウルヴァリン: SAMURAI』などの監督を務めたジェームズ・マンゴールド。そして、キャロル・シェルビー役をマット・デイモン、ドライバーのケン・マイルズ役をクリスチャン・ベイルが熱演。“大物”の初共演が実現した。
ストーリーのメインは、当然ながら1966年のル・マン24時間。しかし、過去のサルト・サーキットと現在のサルト・サーキットは大きく変貌している。また、多くがコレクターズアイテムとなる車両の再現など、撮影には数多くの困難があったという。しかし、サルト・サーキットの懐かしいピットやスタンドを、ACOの全面協力によりセットで再現するなど、モータースポーツファンの目を唸らせる内容となっているという。
全米では、週末興行収入ランキングで初登場1位となるなど、予想を上回るヒットとなっている作品。ル・マン24時間の歴史に残る壮大なストーリーをぜひ劇場で楽しもう。
公式サイト:
http://www.foxmovies-jp.com/fordvsferrari/
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