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【意外と知らない】ポルシェやランボルギーニが作っていた「アレ」とは?

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【意外と知らない】ポルシェやランボルギーニが作っていた「アレ」とは?

両社ともに農業界のスーパーカーだった!

スポーツカーメーカーの巨頭、ポルシェとフェラーリのエンブレムの跳ね馬のルーツが同じであることは、クルマ好きには有名だが、ポルシェとランボルギーニにも、意外な共通点がある。それは両社が、農業用のトラクターでも名車といわれる製品を作り出していたこと。

【50台限定】ランボルギーニ・ミウラをオマージュしたアヴェンタドールを発表!

ポルシェは、ヒットラーの命を受け、フェルディナント・ポルシェ博士が、1937年からトラクターを製造販売。車名はひねりも落ちもない「ポルシェトラクター」……。(ポルシェ356は1950年、911は1965年のデビュー)。

1962年には、日本の農機具メーカー「ヰセキ」がこのポルシェトラクターを輸入・販売(4年間)。その後1964年から、このポルシェトラクターを下敷きにした、国産トラクター「TBシリーズ」を発売し、日本を代表する農機具メーカーになっていく。

余談だが、グループCカー全盛期の80年代、ヰセキがメインスポンサーで、Cカー史上最強最速だったポルシェ956を、チューニングパーツメーカーのトラストのチームが走らせて、国内の耐久レースで活躍したという奇縁もある。ちなみに、「ポルシェトラクター」は、ミニカーも出ていて、ネットで探せば購入可能。

一方、ランボルギーニだが、原点は、トラックの販売業で、そこから自社製トラクターの製造販売で成功し、ボイラー、エアコンの製造販売なども手掛けたあと、1962年、スーパーカーメーカーとしてスタート。

その後の活躍は、ご存じの通りだが、ウラカンや、アヴェンタドールなどの現行車とともに、現在でも、ランボルギーニのトラクターは購入可能! デザインは、あのジウジアーロで、「畑のF1」(オープンホイールのシングルシーター)と呼ぶのにふさわしいカッコよさ。※出展:lamborghini-tractors.com

価格は2000万円台~4000万円台と、同社のスーパーカーと同クラスだが、トラクターの値段としては、標準的な範囲だそうだ(1馬力=10万円がひとつの目安らしい)。

※出展:lamborghini-tractors.com

もっとも、「エンツォ・フェラーリ」をデザインした、ケン奥山氏がデザインした、ヤンマーのYTシリーズが、813万7800円~1244万7000円だったので、ライバル対決は、ヤンマーの勝ち?

ランボルギーニのトラクターの国内販売窓口は、北海道のコーンズAGとなっている。

創業者のフェルッチオ・ランボルギーニは、ランボルギーニ社を売却した時に、ワインづくりに情熱を捧げ、いまでもランボルギーニ・ブランドのワインは飲めるという(2000円~)。

また、ランボルギーニ社の監修のパソコンなども販売されたのも、記憶に新しいところである。

(文:藤田竜太)

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